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NTTドコモ、NTTコムとNTTコムウェアを子会社化 移動固定融合と法人事業の一体化での成長を目指す

2021年10月25日 15時30分更新

文● ASCII

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 NTTドコモは、2022年1月1日をもってNTT本体が持つNTTコミュニケーションズのすべてとNTTコムウェアの2/3の株式の移管を受け、両社を子会社化することを発表した。3社は新ドコモグループとして、経営方針を統一し、機能の統合を進める予定。

 狙いとしては法人事業の拡大やネットワークの競争力強化、新たなサービス創出がある。特に法人事業の拡大では、競合となるKDDIやソフトバンクがすでに自社内に固定通信事業も持ち、移動通信と融合したソリューションが提供できていたのに対し、ドコモ側も今後は「新ドコモグループ」として一体化。「ドコモビジネス」というブランドを新たに打ち出し、ワンストップで法人ユーザーをサポートしていく。

 法人事業はすべてNTTコミュニケーションズに移管(ネットワーク事業はドコモに)するとともに、売上高を昨年度の1兆6000億円から、2025年度の時点で2兆円以上を目標とする。また、NTTコミュニケーションズのMVNO/ISP事業はNTTドコモの100%子会社となるNTTレゾナントに移管される。

 

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