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T教授の「戦略的衝動買い」 第654回

タッチ時代にスタイリッシュで楽しい「タッチで起動!NFCタグ」を衝動買い

2021年10月14日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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オープンタグのGoogle Map ナビを利用してお店への道案内も作ってみた

お店への案内サービスに最適
オープンタグのGoogle Map ナビ

 今回、自分で試してみてなかなかおもしろいと感じたのは、同じくオープンタグとして作成できる「Google Map ナビ」だった。使い方は極めて簡単。ナビ開始地点と終了地点のの緯度経度を入力して、移動手段を、車(初期規定値)、電車、徒歩の3つから選択してNFCタグに書き込むだけ。実際にNFC搭載のスマホをかざしてみると最適なナビルートがGoogleマップ上に表示され、後はナビを開始するだけだ。初めて行くお店への案内サービスに最適だ。

 今回は、「NFCかんたん設定アプリ」を基本にご紹介したが、同アプリの元となったより高機能なフリーアプリである「タグマティック」なら、より活用範囲が広がる。ドライブモードやナイトモード、ホームモード、オフィスモードなど、自分の居るシチュエーションごとに多様なタグ設定をし、書き出すことが可能となる。またNFC Toolsを使用すれば、NFCタグの内容詳細を管理したり変更したりが可能だ。

より多機能なタグマティックならより多くの設定書き込みができる。NFC Toolsを使えばNFCタグの状態を細かく管理、更新できる

 「タッチで起動!NFCタグ」同梱のシールで多少練習した後は、Amazonなどで簡単に入手できるクレカ型やキーホルダー型、コイン型などのNFCタグを入手して、使用目的に応じた最適化も可能だ。

丸いNFCタグシールだけではなく、様々な形状、素材のNFCタグがネットショップから入手できる。

ラベルプリンターなどと合わせて活用すればより個性的なNFCタグを作ることができそうだ

 ステーショナリーとして人気のラベルプリンターなどを併用することで、よりNFCタグ作りが楽しくなるだろう。もちろん目的や対象によっては競合テクノロジーのようなQRコードの併用もアリだ。NFCタグとQRコード、まだまだ進化するこの世界は7年経った今も楽しい衝動買いワールドだ!

 
T教授

今回の衝動買い

アイテム:サンワサプライ「タッチで起動!NFCタグ」(MM-NFCT)
・購入:モノタロウ
・価格:1639円

T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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