先日、PS5を電車に乗って持ち運ぶ必要があり、急遽「PS5用」を謳うバックパックを購入しました。正直、筆者自身はもう1回使う機会があるかどうかは微妙なのですが、ちょっとだけ改良を加えれば使い勝手がよかったので、使用レポートをお届けいたします。
「PS5 バッグ」で検索すると、もっと安かったり、逆に剛性の高そうなバッグはいろいろヒットするのですが、私が本製品を選んだ理由は駅から家が遠いから。最寄り駅から自宅まで歩くとだいたい20分ぐらいかかるんです。この距離をショルダーバッグをかけて歩きたくないですよね? ということで比較的数少ないバックパックタイプだった本製品をポチリしたわけです。
翌日本製品が届いたのですが、折りたたんだ状態で梱包されており、持ってみるとかなり軽いので(実測781g)、「あまり保護性能は高くないかもー」と思ったのですが、各部の厚みを調べてみると数ミリのクッションが入っていました。強い衝撃を与えればPS5のボディーに被害が及ぶ可能性はありますが、多少取り扱いに配慮すれば比較的安全に運べそうです。
しかし、底のクッションも前後左右とほぼ同じ厚みなんですよね。これではちょっと雑に床に置くと、PS5の樹脂製ボディーにダメージが及ぶ可能性があります。というわけで手持ちのスポンジを本製品の底に合わせて、2枚仕込むことにしました。これでかなり保護性能は高まったはずです。適当なスポンジが入手できない場合には「プチプチ」(エア緩衝材)を入れてもよいですね。
いきなり製品の改善から入りましたが、これ以外の作りは結構よいんです。まず、筆者がバックパックで最重要視する持ち手はかなり厚みがあり、長時間片手で持っても手が痺れにくいです。ショルダーストラップは薄いながらもクッションがちゃんと入っており、また幅が広いので、PS5の重量を広い面積に分散してくれます。
ポケットも前、両サイドに用意されており、またメインコンパートメントにもポケットと仕切りが用意されています。PS5の運搬以外の用途にも幅広く使えそうですね。
もうちょっと全面……特に底の緩衝材が厚ければいいのになーと思いつつ、保護性能を高くすればそれだけ重くなります。底のクッションだけなら簡単に補強できるので、軽量性を重視してPS5を軽快に持ち歩きたい方はぜひ購入候補のひとつとしてご検討ください。
この連載の記事
-
第75回
デジタル
83インチ4K有機EL「XRJ-83A90J」で120fps対応「フォートナイト」をプレイしてわかったメリット -
第74回
AV
品切れ中のソニーの完全ワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM4」を前モデルと徹底比較 -
第73回
デジタル
110万円の83インチ4K有機EL BRAVIAを体験! その画質に目がくらむ -
第72回
AV
3Dオーディオを体験するなら「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」が良し! -
第71回
AV
PS5対応の「A50ワイヤレスヘッドセット+ベースステーション」を使ったら没入感ハンパなかった! -
第70回
AV
PS5対応ワイヤレスヘッドフォン「A50ワイヤレスヘッドセット+ベースステーション」を試す【設定編】 -
第69回
トピックス
PS5はPS Cameraを使い続けるべきか、HDカメラに買い替えるべきか? -
第68回
ウェアラブル
ソニーのスマートウォッチ「wena 3」を使ってわかった良い点悪い点 -
第67回
ウェアラブル
大画面化やSuica対応、進化したソニーのスマートウォッチ「wena 3」をレビュー -
第66回
デジタル
すべてZEISSな「Xperia 5 II」のトリプルカメラを試した - この連載の一覧へ