Cloudflare(クラウドフレア)は9月15日、同社のネットワークがこの2年間でネットワークを100ヵ国以上の250都市以上に拡大。ネットワーク全体の容量を100Tbpsに倍増したと発表した。
CloudflareはDDoS保護やWAFなどのセキュリティー、アプリケーション配信を高速化するCDN基盤、ゼロトラストネットワークアクセスなどの機能を全世界的に提供している。今日では同社のネットワークは主要なISP、クラウドサービス、企業など世界中の9800以上のネットワークと相互接続し、複数のネットワークを経由するトラフィックの予測不可能性や速度低減を軽減している。
近年では、ヨーロッパにてアイルランドのコーク、イタリアのパレルモ、ロシアのエカテリンブルグの3つの拠点を開設。ヨーロッパでは30ヵ国47都市にデータセンターを設置している。また、中国本土の37拠点を含むアジアの84都市に展開しており、日本では東京と大阪に拠点を展開。
Cloudflareでは同社ブログ(英文)にて、2020年初頭から現在に至るまでネットワーク量は3.5倍に増加し、近年のトラフィック増加に対応できているとしている。