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HP、新ゲーミングブランド「VICTUS」やOMENの新製品などを発表!

2021年09月09日 22時35分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

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 日本HPは、9月9日にゲーミングPCの新製品発表会を実施。新たにゲーミングブランド「VICTUS(ビクタス)」を立ち上げたことも発表した。

 VICTUSは、OMENのDNAを受け継いだ、これからPCでゲームを始める人向けのブランド。これにより、従来のエントリー向けを担ってきた「Pavilion Gaming」ブランドはなくなっていくとのこと。

左がOMEN、右がVICTUSのロゴ

 本発表会では、OMENブランドの新製品、VICTUSブランドの新製品と、同社のユーティリティーOMEN Gaming Hubに追加されたOMEN OASISの紹介が行なわれた。

OMEN 16

 OMEN 16は15.6型とほぼ同じサイズの16.1型のゲーミングノートPC。CPUがインテル製、AMD製で、GPUが異なるいくつかのモデルが用意される予定。インテルモデルの直販価格は19万9800円から、AMDモデルの直販価格は22万円からとなっている。いずれもサイズは約369.2(W)×248(D)×23(H)mmで、重量が2.31kg。

 インテルモデルの最上位は、第11世代の「Core i7-11800H」(8コア/16スレッド、最大4.6GHz)でGPUはNVIDIA GeForce RTX 3070。メモリー16GB(DDR4-3200、最大32GB)、ストレージはPCIe Gen4 1TB SSD、Thunderbolt 4を備えるという。ディスプレーは解像度QHD(2560×1440ドット)、リフレッシュは165Hz、非光沢のIPSパネル、NVIDIA G-SYNCに対応する。公称駆動時間は最大5時間30分。

インターフェースはHDMI2.1出力、Mini DisplayPort出力、Thunderbolt 4(USB4 Type-C、40Gbps、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)、USB Type-A(5Gbps、うち1ポートは電源オフUSBチャージ機能対応)×3、LANポート、ヘッドホン出力/マイク入力コンボポートを備える

 一方、AMD版はZen 3アーキテクチャー対応のAMD「Ryzen 7 5800H」(8コア/16スレッド、最大4.4GHz)、GPUにAMD Radeon RX 6600Mを備え、AMD ADVANTAGE準拠のモデルを用意。

Ryzen 5000シリーズとRadeon RX 6000シリーズの組み合わせやAMD FreeSync Premium対応、高リフレッシュレート、低遅延、WASDキー周辺温度40℃以下といったゲーミングPCのガイドラインである「AMD ADVANTAGE」に準拠

 メモリー16GB(DDR4-3200、最大32GB)、ストレージはPCIe Gen3 の512GB SSDを搭載。10Gbps対応のUSB Type-Cを備える。ディスプレーは解像度がフルHDで、リフレッシュレートが144Hz、応答速度7ms、AMD FreeSync Premiumに対応。公称駆動時間は最大6時間。

OMEN 16/OMEN 17は、ハードウェアレベルで波長の短いブルーライトをカットして目に優しいテュフ・ラインランドEyesafe認定ディスプレーを採用

OMEN 17

 OMEN 17は、17.3型の最新ゲーミングノートPC。直販価格は31万9000円。最上位のエクストリームモデルはCPUにインテル第11世代「Core i9-11900H」(8コア/16スレッド、最大4.9GHz)、GPUがGeForce RTX 3080を備える。

 メモリー32GB(DDR4-3200)、ストレージがPCIe Gen4の1TB SSDを搭載する。ディスプレーは解像度QHD(2560×1440ドット)、リフレッシュは165Hz、非光沢のIPSパネル、NVIDIA G-SYNCに対応。

 光学検出機能により、応答速度が0.2msと向上したメカニカルスイッチキーボードを搭載。すべてのキーがロールオーバーとアンチゴーストに対応する。サイズは約397.1(W)×262(D)×29.5(H)mmで、重量が2.78kg。公称駆動時間は最大5時間。

Victus 16

 VICUTUS 16は、セラミックホワイトを基調としたデザインである16.1型のゲーミングノートPC。インテルモデルの直販価格は16万5000円からで、AMDモデルの直販価格は13万2000円からとなっている。OMEN同様にインテルモデルとAMDモデルが用意されている。いずれもサイズは約370(W)×260(D)×23.5(H)mmで、重量が2.48kg。

 インテルモデルの上位モデルは、CPUが「Core i7-11800H」(8コア/16スレッド、最大4.6GHz)、GPUはNVIDIA GeForce RTX 3050 Tiで、メモリー16GB(DDR4-3200)、ストレージがPCIe Gen3の512GB SSD。ディスプレーの解像度はフルHDで、リフレッシュレートが144Hzの非光沢IPSパネルを採用している。公称駆動時間は最大5時間30分。

インターフェースはHDMI2.1出力、USB Type-C(5Gbps)、USB Type-A(5Gbps)×3、LANポート、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート

 一方、AMDモデルの最上位はCPUがAMD「Ryzen 7 5800H」(8コア/16スレッド、最大4.4GHz)、 GPUがNVIDIA Geforce RTX 3060。メモリーが16GB(DDR4-3200)、ストレージがPCIe Gen3の512GB SSD。

 ディスプレーの解像度はフルHDで、リフレッシュレートが144Hzの非光沢IPSパネルを採用。公称駆動時間は最大8時間30分。インテルモデルとはCPUが変わっている他、より高性能なGPUを搭載している。

 OMEN Gaming Hubは、同社のPCのシステム確認やオーバークロック、ライティング設定などが行なえるユーティリティー。そこに、追加されたOMEN OASISは複数人と接続し、ゲーム画面を共有、音声チャットやテキストチャットでコミュニケーションが取れるウォッチパーティー用のアプリ。

 UIはZoomなどのコミュニケーションツールと同じようなシンプルなモノ。画面上段に参加した人のカメラ映像が表示され、右側に参加した人とチャットボックスが表示される。右側のPARTYにある“INVITE”をクリックすると生成されるURLを送ると、OMEN OASISをインストールしている人が参加、インストールしていない場合はインストール画面に遷移されるという。

 ウォッチパーティーアプリで最もゲームユーザーに有名なのはDiscordだが、Discordはクラウドサーバー経由で複数人とのやり取りを行なう。一方、OMEN OASISはOMENの性能を活かし、ローカルでリソースを最大16人に振り分け、高画質・高音質でゲームプレイ画面を共有できるとしている。

720p&30fpsの画質、16bit/48KHzの音質でゲーム画面が共有できるとのこと

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