日本HP、ゲーミングPC「OMEN」の新製品2機種と新ブランド「Victus by HP」の16.1型ノートPC「Victus 16」を発表
2021年09月09日 19時00分更新
日本HPは9月9日、ゲーミングPC「OMEN(オーメン)」の新製品として16.1型ノートPC「OMEN 16」と17.3型ノートPC「OMEN 17」、カジュアルおよびメインストリーム向けの新ブランド「Victus by HP(ヴィクタス バイ エイチピー)」の16.1型ノートPC「Victus 16」を発表した。
OMEN 16のAMDモデルは、NVIDIA GeForce RTX 3070 LaptopまたはAMD RDNA 2アーキテクチャーを採用したRadeon RX 6600Mを搭載。またインテルモデルは、インテルCore i7-11800H、AMDモデルは8コアAMD Ryzen 7 5800Hを搭載している。
また最大32GBまで拡張可能なDDR4-3200MHzで複数のアプリによるマルチタスク処理や、最大1TB SSD(PCIe Gen4×4 NVMe M.2)1基、またはSSD(PCIe Gen3×4 NVMe M.2)2基によるRAID 0構成の高速ローディングができる。
さらに「OMEN 15」比で40%の薄さ、枚数は2倍となったファンブレードを採用し、エアフローが大幅に向上している。
OMEN 17はNVIDIA GeForce RTX 3080 Laptopグラフィックスと、インテルCore i9-11900Hプロセッサーを搭載。また62GBのDDR4-3200MHzメモリーを装備するほか、1TB SSD(PCIe Gen4×4 NVMe M.2)1基、またはSSD(PCIe Gen3×4 NVMe M.2)2基によるRAID 0構成の高速ローディングが可能。
そのほか、17%薄くなったファンブレードが24枚追加され、背面排気口の占有率が14%広がったことで、前世代よりもキーボードの表面温度がおよそ5度低下し、快適さを維持できるいう。
両製品の共通特長としては、最大165HzのQHD解像度のIPSパネルに、3msのレスポンスタイムとsRGBカバー率100%で色再現性に優れるディスプレーを搭載。
さらに内部コンポーネントの交換が出来るように、底面はプラスねじで外せるシングルアクセスパネルを採用。SSDやメモリーにアクセスでき、迅速かつ簡単に拡張が可能としている。
HP Directplusでの価格はOMEN 16(AMDモデル)が22万円~で、OMEN 16(インテルモデル)が19万8000円。OMEN 17が31万9000円となる。
Victus by HPブランドからはシリーズ初の製品となる16.1型ノートPCのVictus 16が発売。
スペックはNVIDIA GeForce RTX 3060 Laptopグラフィックス、インテルCore i7-11800Hまたは8コアAMD Ryzen 7 5800Hと最大32GBまで拡張可能なDDR4-3200MHzメモリー、512GB SSD(PCIe Gen3×4 NVMe M.2)ストレージを搭載している。
また5経路のエアフローと4本のヒートパイプデザインにより強化された廃熱処理機能を持つほか、プリインストールされた「OMEN Gaming Hub」と、アンダーボルト(インテルモデルのみ)、パフォーマンスモード、ネットワークブースターといった様々なカスタマイズ機能を装備している。
HP Directplusでの価格はVictus 16(AMDモデル)が13万2000円~で、Victus 16(インテルモデル)が16万5000円~となる。
なお、今回ゲーム体験を快適にするソフトウェア「OMEN Gaming Hub」の新機能として、友人を招待して最大16人でウォッチパーティを楽しむことができる「OMEN OASIS(オーメン オアシス)」の日本語版も発表。リリースは10月以降を予定している。