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第6回 『精霊幻想記アナザーテイル』冒険者の書

最新PCからちょっと前のPCまで、『アナテイ』の快適さをチェック!

9年前のPCでもほぼ30fpsと快適!『精霊幻想記アナザーテイル』の魅力とその軽さに迫る

文●ジサトラハッチ/宮崎洋平/ASCII

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9年前のPCでも平均30fpsで動作
最新のPCではより動作が安定する

 さて、ではお待ちかねの動作検証に移っていきたい。今回は、今年8月に発売されたばかりであるAMDの最新APU「Ryzen 7 5700G」を搭載したTSUKUMOの「G-GEAR mini GI7A-G211T」、2017年に発売されたインテル「Atom X7-Z8750」を搭載したゲーム機型の小型PC(UMPC)の「GPD WIN」、2012年と今から9年前に発売されたLenovo「IdeaPad Yoga 13」を使って、『精霊幻想記アナザーテイル』の動作を確認してみた。

「G-GEAR mini GI7A-G211T」は、183(W)×390(D)×300(H)mmと両手で抱え込めるくらいのコンパクトなサイズで人気のシリーズ「G-GEAR」の最新モデル。最新アーキテクチャーZen 3世代のAPU「Ryzen 7 5700G」を搭載し、高いマルチスレッド性能と定評のある内蔵GPUを備える

かつて数万円台の超安価なネットブックやWindowsタブレット、小型PCに採用されたCherry Trail世代のCPU「Atom X7-Z8750」を採用したゲーム機型のUMPCの走りとなる初代「GPD WIN」の新リビジョン版

ヒンジ部分で360度回転する2 in 1の走りとなったインテル第3世代Core i7-3517Uを搭載した「IdeaPad Yoga 13」(以下、Yoga 13)。当時としては高性能なノートPCだったが、最新とはいえブラウザーゲームなら快適に動作するのかが気になるところ

検証PCの主なスペック
機種名 G-GEAR mini GI7A-G211T GPD WIN IdeaPad Yoga 13
ディスプレー 24型(1920×1080ドット) 5.5型(1280×720ドット) 13.3型(1600×900ドット)
CPU AMD「Ryzen 7 5700G」(8コア/8スレッド、3.8~4.6GHz) インテル「Atom X7-Z8750」(4コア/4スレッド、1.6~2.56GHz) インテル「Core i7-3517U」(2コア/4スレッド、1.9~3.0)
グラフィックス Radeon Graphics(8コア、2000MHz) 200~600MHz、8GBメモリー インテル HD グラフィックス 4000(350~1150MHz)
メモリー 8GB(DDR4-3200) 4GB(DDR3-1066) 8GB(DDR3L-1600)
ストレージ 500GB SSD 64GB eMMC 128GB SSD
通信機能 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1 Wi-Fi 5、Bluetooth 4.1 Wi-Fi 2、Bluetooth 4.0
検証時OSバージョン Windows 10 Home(64ビット) Windows 10 Home(64ビット) Windows 10 Home(64ビット)

 G123のゲームは、Chromeの機能でデスクトップにショートカットを作り、直接ゲームが起動できるようになる。そこでまず『精霊幻想記アナザーテイル』をデスクトップから直接起動できるようにし、その状態で他のウェブページを開かず、フレームレートを計測するCapFrameXでChromeを手動で指定し、60秒間動作中のフレームレートを計測した。

 G-GEARはフルHDのディスプレーに接続したが、その他2機種は搭載するサイズ&解像度のディスプレーをそのまま使用している。通信は検証環境のルーターがWi-Fi 6対応と理論上古い規格も互換しているはずだが、Wi-Fi 2対応のYoga 13では通信が掴めなかったため、Yoga 13はWi-Fi 4対応のNECプラットフォームズの子機「Aterm WL900U」経由で接続して計測した。また、Yoga 13は元々Windows 8をプリインストールしていたが、Windows 10にアップグレード。各PCはOSとドライバーを最新にアップデートしている。フレームレートは、平均フレームレートと、全体の1%である99パーセンタイル(データを並べた際に99%目に位置する値)のスコアーの2種類を示す。

Chromeで『精霊幻想記アナザーテイル』を起動し、右上のメニューから“「精霊幻想記アナザーテイル」をインストールする”を選択。これにより、デスクトップにショートカットが作成される

ショートカットから起動すると、Chromeのタブなどがないゲーム画面のみの状態で起動して、ゲームが楽しめる

CapFrameXを起動し、Process ignore listから「Chrome」を選択し、「Remove from ignore list」をクリック

ChromeがRunning processに移動したら一般的なゲームと同じくCapture hotkeyでフレームレートを計測する

 ブラウザーゲームは、こういった手段でなければフレームレートが計測できない。ゲーム起動中のみCapFrameXの動作中アプリの一覧にChromeが表示されることを確認し、計測しているため正しい数値だと思われるが、動作中にフレームレートがゲーム上にオーバーレイするわけでもないのであくまで参考値として欲しい。

 結果は上記のとおり。平均フレームレートはどのPCもほぼ30fpsに張り付き、コンマ何フレームの差は誤差範囲。確認したいのは99パーセンタイルのスコアーで、最も古いYoga 13がGPD WINに1フレームほど勝っている。誤差範囲とはいえ、CPUは2コア/4スレッドとコア数で劣るYoga 13だが、CPU動作クロックと内蔵GPUのクロックで勝っていることが要因とも言える。

 一方で、最新のAPUであるRyzen 7 5700Gを搭載するG-GEARは、他2機種よりも99パーセントタイルの値が10fpsほど高く、より高いフレームレートを維持し、長い時間プレイしていても動作の遅延を感じることが少なく、快適にプレイできることが分かる。

古くてもそこそこ高性能なPCや
低スペックのPCでも快適に遊べる!

 以上で今回の検証は終了したい。今回の結果から分かるように『精霊幻想記アナザーテイル』は、古くても多少高性能なPCや、ここ数年に発売された低スペックPCでも十分快適に遊べるほど動作が軽いことが分かった。実際は通信速度の違い、ストレージの速度などから、環境や時間によっては、ゲームの起動時間、画面の遷移時間が異なる。また、CPUとメモリー使用率も低スペックなPCよりも最新のG-GEARの方が余裕があり、たとえば動画を見ながら、実況配信をしながら、といったながらプレイは快適だ。

 しかしながら、今ある低スペックのPCでも遊べるゲームをと思っている人には、『精霊幻想記アナザーテイル』は選択肢として挙がるのではないだろうか。アニメや原作小説で興味を持った人には特にオススメだ。ブラウザーゲームであれば、一般的なPCゲームのように大量のデータをPCにインストールせずに遊べるので、PCのストレージ容量が心もとないといった人も気軽にプレイできる。

 スペックの低さを気にしてPCでゲームをプレイして来なかった人や、ストレージ容量を減らしたくなく、新しいゲームに手を出して来なかった人も一度遊んでみてはいかがだろうか。

(提供 CTW)

 

【ゲーム情報】

タイトル:精霊幻想記アナザーテイル
ジャンル:ファンタジーRPG
価格:基本無料(ゲーム内アイテム課金制)
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