ASUS「ZenBook 13 OLED UX325EA」実機レビュー ！ モバイルPCもOLEDが当たり前になった
ASUSの13.3型ノートPC「ASUS ZenBook 13 OLED UX325EA」の最大の特徴は製品名にも含まれているとおり、有機ELディスプレーを搭載していることだ。
液晶パネルよりも高価な有機ELパネルを採用しつつ、16万4800円からと手頃な価格を実現している。本製品の上位モデル（Core i7-1165G7／RAM16GB／SSD1TB／フルHD OLED／MS Office付き）の実機レビューをお届けしよう。
ASUS「ASUS ZenBook 13 OLED UX325EA」16万4800円～
CPUは第11世代（Tiger Lake）の「Core i7-1165G7」または「Core i5-1135G7」を搭載
スタンダードノートPCとしてスキのない万全のスペック
「ASUS ZenBook 13 OLED UX325EA」は、OSにWindows 10 Home 64ビット、CPUに第11世代（Tiger Lake）のCore i7-1165G7またはCore i5-1135G7を搭載。メモリーは16GB（LPDDR4X-4266）、ストレージは1TBまたは512GBのPCIe 3.0x2接続SSDを搭載している。用意されているのは下記の2モデルだ。
●「UX325EA-KG409TS」（18万9800円）
Core i7-1165G7／RAM16GB／SSD1TB／フルHD OLED／MS Office付き
●「UX325EA-KG411TS」（16万4800円）
Core i5-1135G7／RAM16GB／SSD512GB／フルHD OLED／MS Office付き
これ以外のスペックはすべて共通となっている。ディスプレーは13.3型フルHD有機EL（1920×1080ドット、最大輝度400cd/m2、色域DCI-P3 100％、HDR対応、リフレッシュレート60Hz、グレア）。ディスプレー上部には92万画素赤外線（IR）カメラとアレイマイクが内蔵されている。
ワイヤレス通信機能は、Wi-Fi 6（IEEE802.11ax）、Bluetooth 5.1をサポート。インターフェースは、Thunderbolt 4（データ転送、映像出力、本体への給電をサポート）×2、USB 3.2 Gen1 Type-A、HDMI、microSDメモリーカードスロットを用意。有線LANや3.5mmコンボジャックは本体に搭載されていないが、USBイーサネットアダプター、USB Type-Cオーディオジャックアダプターが同梱されている。
本体サイズは304×203×13.9～14.9mm、重量は約1.14kg。67Whのリチウムポリマーバッテリーを内蔵しており、バッテリー駆動時間は最大約13.5時間とされている。また高速充電機能が用意されており、約60％までなら約49分で充電が完了する。
本体重量は1kgをオーバーしているが、高度テスト、落下テスト、低温テスト、振動テストなどMIL-STD-810G規格をクリアしている。本製品はスタンダードノートPCとして手堅いスペックと言える。
本体上面。カラーはパイングレーのみ。ASUSのロゴを中心に同心円の模様が施されている
本体底面。ステレオスピーカーは底面左右に配置。ネジはゴム足の下に隠されていると思われる
13.3型有機ELディスプレーを採用。4辺狭額ベゼルを採用することで画面占有率88％を実現
86キー日本語キーボードを採用。Enterキーの右側に、電源／Home／PgUp／PgDn／Endの各キーが配置
前面（上）と背面（下）。排気は背面の左側のみから行なわれる
右側面にmicroSDメモリーカードスロット、USB 3.2 Gen1 Type-A、左側面にHDMI、Thunderbolt 4（データ転送、映像出力、本体への給電をサポート）×2を用意
ディスプレーの最大展開角度は実測144度
パッケージには、本体、ACアダプター、USBイーサネットアダプター、USB Type-Cオーディオジャックアダプター、説明書類、Microsoft Office Home & Business 2019ライセンスが同梱
ACアダプターのコード長は実測196cm。プラグは折りたためない
ACアダプターの型番は「W19-065N2A」。仕様は入力100-240V～1.5A、出力5V/3A、9V/3A、15V/3A、20V/3.25Aで最大出力は65W
本体の重量は実測1162g
ACアダプターの重量は実測219g
ケースの重量は実測114.5g