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パソコンショップSEVENのケースラインアップが刷新、その魅力をインタビュー

電源ケーブルも光るコダワリの超ライトアップゲーミングPC「ZEFT RL31ARGB」、BTOパソコンだから大変な組み立ても歴戦のプロにお任せ!

2021年07月22日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

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好みのPCケースが選択しやすいラインアップ
今後はオリジナルケースも検討?

──そういえば今まで伺ったことがなかったと思うのですが、御社がBTOでケースにこだわる理由は何なのでしょうか?

西川氏:BTOパソコンを購入する際、性能や価格、それにスペックと、人によって重きを置くポイントは変わってきます。ですが、長く使用するうえで、CPUやビデオカードなどは入れ替えるだけですが、ケースを変更するとなるとなかなか大変な作業になります。そこで、いつも目にするケースの外観は、やはりこだわりたい箇所ではないでしょうか。

 自作パソコンであれば、好みのケースで組み上げるといったことが可能ですが、BTOパソコンですとケースに関してはあまり融通が利かないことも多いように思います。そこで、弊社はBTOにケースのラインアップを充実させ、お客様に好きなケースを選んでいただけるようにしています。

──御社オリジナルのケースを手掛ける予定はないのでしょうか?

西川氏:以前手掛けていたこともあるのですが、現在の豊富なラインナップを維持するのが難しくなりそうです。ただ、いずれは手掛けたいとも思っています。

──その際は、LEDが光るケースになるのでしょうか?

西川氏:ゲーミングらしさを意識した派手に光るオリジナルケースがあってもいいのかなとは考えています。ショップのオリジナリティが出せるケースにしたいですね。

──御社で人気が高いケースは何になりますか?

西川氏:Thermaltakeさんのアクリルパネルを採用したスタンダードなケースは人気が高いです。

中嶋氏:あと、Cooler Masterさんの「MasterBox CM694」や「COSMOS C700M」なども好評で、毎月コンスタントに売れていますね。

──サイドパネルは、内部が見えるタイプと見えないタイプでは、どちらのほうが人気あるのでしょうか?

西川氏:内部が見えるタイプを好むお客様を“窓派”、見えないほうが好きな方を“スチール派”としますと、弊社のお客様では“窓派”の方が多いですね。

中嶋氏:製品ラインナップとしても内部が見えるタイプの方が多いです。内部が見えるケースを選ぶというとLEDで光らせるイメージがありますが、LEDで光らなくてもFanが回転する様子や選んだ部品を見えるようにしたいという方もいるので、内部が見えるケースの需要は高いと思います。

電源ケーブルまでも光る!
プロが組みあげた大変でもキレイなコダワリ配線にも注目

──ZEFT RL31ARGBは、光る電源ケーブルのインパクトがすごいですね。

中嶋氏:今回のデモ機で特別に追加した、アドレサブルRGBの電源ケーブルが前に張り出す格好になっていますので、その影響もあるのかと思います。このケーブルは、LIAN LIさんの製品なのですが、ATXの24ピンケーブルには120個、PCI Expressの8ピンの補助電源ケーブルには108個のLEDが搭載されてまして、マザーボードの付属アプリケーションから一括制御することが可能です。

CPUクーラーやケースファンなど、多くのパーツがLEDにより点灯する

光る電源ケーブルのインパクトはかなり大きい

──これらの電源ケーブルは、ほかのモデルでもBTOで選ぶことは可能ですか?

西川氏:はい。BTOに用意していますので、ほかの人とはちょっと変わった個性的なパソコンがほしいのであれば、選択していただければと思います。

中嶋氏:LEDが点灯するパーツは、分かっていても見てみないとなかなかイメージしづらいものがあると思います。ですので、今回、ZEFT RL31ARGBでは多くのパーツを光らせてはいますが、これは全部光らせた状態です。お客様によっては、そこまで光らせる必要がないとおっしゃる方もいると思いますが、その場合はこのZEFT RL31ARGBから、引き算をしていただいてもらえれば、ビデオカードとメモリーだけを光らせたい場合など、イメージしやすいんじゃないでしょうか。

──マザーボードには光る箇所がないASRockのB550M Pro4を採用していますが、それはなぜですか?

中嶋氏:最大の理由はコストです。それとCPUクーラーやビデオカード、メモリーそれぞれのLEDをより際立たせるために、背景となるマザーボードにはあえて光らないタイプのものを選んでいます。

──これだけ光るパーツが多いと、配線が複雑になると思うのですがいかがでしたか?

中嶋氏:前回のLEDが光るモデルは、Sharkoonさんの「Night Shark」というケースを使用していたのですが、そこで培ったノウハウのおかげで、アドレサブルRGBの配線はそれほど苦労しなかったと担当した者からは聞いています。ただ、ZEFT RL31ARGBでは、ケース自体のものと、24ピンのケーブルを制御するためものと2つのLEDコントロールボックスを付ける必要がありまして、配線はなかなか難しかったとのことです。

 もし、BTOパソコンではなく、お客様がこれらのパーツを用意して同じようにLEDを光らせようとするのであれば、かなり大変なんじゃないかと思います。

──前回と今回ともに同じ方が組み立てを担当されたのですか?

西川氏:そうですね。もう、かれこれ弊社で10年ぐらい配線を担当してる者が手掛けています。彼はRGBのないモデルですと10分程度で組み上げてしまうのですが、今回のZEFT RL31ARGBでは1時間以上も掛かってしまったようですので、結構大変ではあったようです。

中嶋氏:マザーボード上などの目に見えるケーブルだけでなく、見えない裏側の配線もキレイにまとめています。LED製品が多くなると必然的に量が多くなるので、そういった点にも気を配りながら配線し、組み上げるには、やはりそれなりのスキルやノウハウが必要になると思います。

右側面のサイドパネルを取り外した様子

2つのLEDコントローラボックスの姿を確認できる

これを自作で組むのはかなり大変

──なるほど。LEDだけでなく、ファンもかなり多いですね。

西川氏:全部で8基のケースファンを搭載しています。TG5 PRO-RGBには、元から前面3基、背面1基の計4基のファンが用意されていまして、それに加えてラジエーターの2基、そしてより光らせるために2基のファンを天板に設置しています。

──今回、CPUに「Ryzen 5 5600X」を選択した理由を教えてください。

西川氏:GPUにはフルHDであればレイトレーシングも快適に遊ぶことができる「GeForce RTX 3070」を採用していますので、それとバランスを取ったというのが大きな理由ですね。もちろん、コストを多少なりとも抑えたかったという狙いもあります。

──価格はどの程度になりますか? 今後もLEDが光るモデルを拡充させていくお考えですか?

西川氏:標準で税込25万円ほど、今回のカスタマイズを含めると30万円ほどになります。

中嶋氏:難しいところですね。もちろん、LEDが光るモデルは手掛けていくのですが、それだけではダメだとも思っています。というのも、最近はCPUやGPUの温度だったり、負荷だったりをLEDの色や明るさで通知したり、専用のLEDパネルに表示したりする製品も増えてきました。

 これからのトレンドとしては、ただLEDが光るのではなく、そこに何かユーザーに通知する情報を持たせる機能が重宝されるようになるのかなとも考えています。ですので、そうしたマシンも今後は手掛けていきたいですね。

──時期尚早だとは思うのですが、Windows 11に対して御社の方針とかあればお聞かせください。

西川氏:Windows 11の要件を見ると、わりと最近のCPUでも動作対象外になるようなので、パソコンの買い替え需要は大きいものになるのでないかと期待しています。また、無償アップデートもマイクロソフトさんのほうで用意されるようなので、それを踏まえましてお客様には問題ないアップデートが行なえるように案内していきたいと考えています。

──ありがとうございました。

 LEDを光らせるかどうかは、ユーザーの好みが別れるところだ。とはいえ、最近ではeスポーツを中心に、ストリーマーが派手に光るパソコンを露出していることもあり、ゲーミング=派手に光るというイメージは、より一層強くなったように思える。

 今回のZEFT RL31ARGBは、電源ケーブルまでもが光っており、見た目のインパクトは抜群だ。他人とは違う個性的なパソコンで、eスポーツを楽しみたいというなら、このZEFT RL31ARGBは、オススメできる1台であることは間違いない。

(提供:セブンアールジャパン)

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