このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第282回
山根博士のグロスマレビュー
駆けぬける歓び! BMWのスポーツカーをイメージしたVivoスマホ「iQOO 7 Legend」
2021年05月29日 12時00分更新
カメラは3眼だが深度センサーは非搭載
カメラのスペックも一般的なスマートフォンとは構成がやや異なる。4800万画素の標準カメラに、1300万画素の超広角、1300万画素の光学2倍望遠という組み合わせ。2つのサブカメラも1000万画素以上にしている一方、マクロや深度測定カメラは搭載していない。ただしマクロモードやポートレートモードも用意されている。
外観はカメラ部分の台座のでっぱりは1mm以下と高くなく、レンズ周りに焦点距離の表記などのないすっきりした仕上げになっている。
カメラのUIは一般的だ。なお日本語にしたがポートレートが「縦向き」などローカライズは完全には行なわれていない。今回購入したモデルは中国販売品のため、このあたりは仕方ないところ。標準では4800万画素カメラを使うと1200万画素相当の撮影となり、4800万画素を使う場合は「その他」から選ぶ必要があるあたりは、他社のカメラUIと同等だ。
以下はiQOO 7 Legendのカメラ作例。
【まとめ】独自の存在感と仕上がり
それでいて価格も抑えられたフラッグシップ
スマートフォンとしてのパフォーマンスは十分。本体カラーは他社にはないデザインであり、モータースポーツ好きな人には特に興味をそそられる製品かもしれない。カメラも3つながら十分な仕上げ。Origin OSは使い込んでいくと便利な存在になりそうだ。そして120Wの高速充電はモバイルバッテリーを持ち運ぶことを不要とする。Vivoは日本未上陸だが、高性能かつブランドコラボモデルのiQOO 7 Legendのような製品を日本でも発売してくれることを待ちたい。
この連載の記事
-
第511回
スマホ
価格も性能も妥協したくない人にオススメの王道ハイエンドスマホ3選 -
第510回
スマホ
スマホは高くない! 2万円台で買えるオススメ格安エントリースマホ4選 -
第509回
スマホ
着せ替えスマホ「CMF Phone 1」はカスタマイズが楽しいが実用面での弱点もあり -
第508回
スマホ
たたんでも極薄9.2mm! 世界最薄折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」を試す -
第507回
スマホ
シャオミの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」は2億画素カメラに防水防塵など必要な機能が揃って6万円以下 -
第506回
スマホ
Galaxy Z Fold Special Editonを最速レビュー! 厚さ10.6mmの薄型折りたたみスマホ -
第505回
スマホ
シャオミの折りたたみ機「Xiaomi MIX Fold 4」は閉じても9.47mm! ライカカメラ搭載の激薄機をレビュー -
第504回
デジタル
唯一無二の3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」を早くも触った! 40万円の価値アリ! -
第503回
スマホ
シャオミのフラッグシップキラー「POCO F6 Pro」はハイパワー、急速充電、カメラのエモさが魅力 -
第502回
スマホ
vivoのカメラフォン「X100 Ultra」はカメラグリップでコンデジに変身する -
第501回
スマホ
1型センサーで世界一カメラのファーウェイスマホ「Pura 70 Ultra」はデジカメとして使いたくなる - この連載の一覧へ