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四本淑三の「ガレージ・ギークス!」 第6回

戦え!電ドラボール! タイヤ交換最速伝説

2021年05月08日 12時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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■ホイールナット着脱の電動アシスト要員として最適

 これら電ドラボールズ(複数形)に、手持ちの中で一番軽いトップ工業のαソケット「EDX-17」を取り付け、ホイールナットの着脱を試した。アダプターを介せばホイールナット用のソケットも使えるが、重さで回転が落ちるからソケットはできるだけ軽い方がいい。

 ちなみにαソケットの実測値は97g、Z-EALのホイールナット用ソケット(17mm)とアダプター(6.35mm六角軸→12.7mm四角軸)の組み合わせは179gだった。

 そして電ドラボールズのトルクで100Nm前後のホイールナットは脱着できないから、ブレーカーバーのような工具を併用することになる。それには前回登場したKo-kenのフレックススピーダーを使った。

 これで1/4回転ほど回してホイールナットを緩め、電ドラボールズで早回し。締める場合は電ドラボールズで着座するまで回した後「手でひと捻り」締めてから、BALのデジタルトルクゲージを付けたフレックススピーダーで127Nmまで増し締めした。

 この「手でひと捻り」という作業がちょっと気持ちいい。以降の増し締めが楽になるだけでなく、ホイールナットをドライバーグリップで締め込む体験はなかなか新鮮だ。

 結果として、今回の工具の組み合わせは今まで試した中で一番速い。そう思えるくらい楽に作業できた。では実際の速度はどうだったのかと言えば、次のような結果になった。

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