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ハイバリューながら高品質なスタンダードPC「THIRDWAVE」の魅力に迫る 第5回

10万円台からとリーズナブル! 自分好みのビデオカードを搭載したり、多くのベイに色々カスタム可能

第11世代Core i7搭載でビデオカード非搭載、拡張性高くカスタムの余地を残した遊び心も魅力のデスクトップPC「Monarch GE」

2021年04月30日 13時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

提供: サードウェーブ

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第11世代Core搭載で基本性能は高め!
5年ほど前のCore i7-6700搭載機と比べてみた

 では、Monarch GEの基本的なスペックから紹介していこう。今回、比較機として5年ほど前に発売されたCore i7-6700搭載機を別途用意して、性能を比較してみた。そろそろデスクトップパソコンを買い替えようかなと検討している人は、5年ほどの月日でCPUの性能がどれくらい進化したかにも注目してほしい。

Monarch GEのCPU-Zの結果

比較機のCPU-Zの結果

 まずは、CPU性能をチェックできる「CINEBENCH R23」の結果からみていこう。今回はマルチコアもシングルコアも、デフォルトの10分のまま計測している。結果は、Monarch GEのマルチコアが9212pts、シングルコアが1539pts、比較機のマルチコアが5076、シングルコアが1064ptsとなった。

Monarch GEの結果

比較機の結果

 シングルコアではMonarch GEのCore i7-11700のほうが500ポイントほど、マルチコアにいたってはほぼ倍といえるくらいスコアがアップしている。Core i7-6700は4コア/8スレッドなのに対し、Core i7-11700は8コア/16スレッドなのを考えると、マルチコアがほぼ倍のスコアになっているのにも納得がいく。5年ほどの歳月でマルチコアの性能が倍になっているのを確認してみると、CPUの進化ってすごいなと改めて感じた。

Monarch GEのPCMark 10の結果

比較機のPCMark 10の結果

 マシンの総合性能をチェックできるPCMark 10も計測。総合スコアは、Monarch GEが5036、3785という結果になった。なお、詳細スコアは以下のとおり。

PCMark 10の詳細スコア
Essentials Productivity Digital Content Creation
Monarch GE 10332 6983 4085
比較機 7715 5767 3308

 CINEBENCH R23ほどではないものの、こちらも比較機と比べるとしっかりとスコアが伸びているのがわかる。そろそろOfficeのExcelやPower Pointの動作がモッサリしてきたなと感じる人は、Monarch GEに買い替えればサクサク作業できるようになるだろう。

 CPU内蔵GPUは、Monarch GEがインテル UHD グラフィックス 750、比較機がインテル HD グラフィックス 530となる。「3DMark」でグラフィックス性能をチェックしたところ、スコアは以下のとおりになった。

Monarch GEのFire Strikeの結果

比較機のFire Strikeの結果

3DMarkの結果
Fire Strike Night Raid Wild Life
Monarch GE 2207 9897 5015
比較機 1173 5974 2906

 CPU内蔵グラフィックスの進化もめざましく、いずれもほぼ倍くらいのスコアの伸びが確認できた。Monarch GEであれば、別途ディスクリードGPUを搭載しなくてもブラウザーゲームであれば十分快適に遊べる。

 総合性能、CPU性能、グラフィックス性能をみると、かなり性能が向上しているのがわかった。ゲームや動画編集といった負荷が高い作業だとさすがにディスクリードGPUが必要になるかもしれないが、ウェブブラウジングやOfficeソフトでの作業、軽い写真編集などであれば、十分標準スペックでも快適にこなせるだろう。

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