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Apple M1搭載で大幅性能アップの「iPad Pro」&カラフル7色「iMac」特集 第14回

【実機レビュー】みんなで広げよう「AirTag」の輪! アップルの忘れ物防止スマートタグが便利

2021年04月22日 22時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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iPhone 12で「探す」アプリを開いてAirTagを検索。「サウンドを再生」をタップするとAirTagからビープ音が聞こえてくる

「探す」アプリを使ってAirTagを探索してみよう

 「探す」アプリを使ってAirTagを探索してみよう。マップ上に表示されているアイテムをタップして、メニューに並ぶ「サウンドを再生」を選択するとAirTagからビープ音が鳴る。室内でBGMをかけていても、隣の部屋で鳴っているAirTagのビープ音がしっかりと聞こえるぐらいのボリュームだ。

 通常はセキュアなBluetooth Low Energyの技術を使って、iPhoneからAirTagのトラッキングをする。アップルが設計した空間認識のために超広帯域無線テクノロジーに対応するU1チップを搭載するiPhone 12シリーズ、iPhone 11シリーズでは、より精度の高い「正確な場所を見つける」機能が使える。

U1チップを内蔵するiPhoneが使える「正確な場所を見つける」機能。ユーザーがAirTagのある方向に向くと画面がグリーンになる

 iPhone 12から「探す」アプリを開いてAirTagの検索を選択すると、「正確な場所を見つける」機能が起動して、画面にAirTagまでの正確な距離と方向が表示される。AirTagのある方向にiPhoneを向けると画面が緑色に、方向が逸れるとグレーになる。AirTagの場所に近づくとiPhoneが振動して知らせてくれる。この画面からAirTagのビープ音を鳴らしたり、暗い場所で探索ができるようにiPhoneのカメラのLEDライトを点灯することも可能だ。

あさっての方向を向いてしまうと画面はグレーに

 この機能があれば紛失物が楽しく探せそうだ。もっともクレジットカードや現金が詰まった財布、高価なデジカメなどAirTagを装着したデバイスが本気で見当たらない時にはそんな心の余裕は持てないと思うが。

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