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GMO、NFTを用いたマーケットプレイス「アダム byGMO」を提供予定

2021年04月09日 17時30分更新

文● ASCII

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 GMOインターネットグループ4月9日は、代替不可能なトークンと呼ばれるNFTを活用した事業に参入すると発表した。真正性と安全性の高いデジタルコンテンツの決済・流通を実現し、出品・購入のためのマーケットプレイス「アダム byGMO」を通じてコンテンツ流通革命を支援する。

 NFT(Non-Fungible Token/非代替性トークン)は、代替性のない固有の権利を持つIDと所有者情報、発行個数や回数をブロックチェーンに記録することでデジタルコンテンツをはじめとするモノの所有権を証明。移転追跡可能なプログラムを活用し、販売者および所有者が二次流通以降の収益を得られる仕組み。

 デジタルコンテンツでは、オリジナルのコンテンツとほぼ同等の品質で大量の複製が容易にできることからインターネット上で二次・三次流通が行なわれやすく、コンテンツホルダーにとっては著作権をはじめとする権利侵害が起きやすいことが課題となっている。

 GMOインターネットグループでは、GMOコインにおいて暗号資産交換事業を提供しているほか、米国現地法人GMO-Z.com Trust Company, Inc.が日本円ステーブルコイン「GYEN」を提供しており暗号資産の3つの事業領域「交換」「マイニング」「決済」で事業・サービスを展開。

 同社ではNFTをインターネットにおけるコンテンツ流通に革命を起こすものと捉え、真正性と安全性を担保しつつアートや楽曲、著名なアーティストによる希少性の高いコンテンツのマーケットプレイス「アダム byGMO」を提供するという。提供予定日は未定(確定次第発表するとしている)。

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