続々と日本に参入する海外のスマートフォンメーカー。今度はrealmeがIoT機器を引っさげてやってきます。いずれスマートフォンの投入もあるでしょう。realmeは新興国を中心に若者たちに人気のあるブランドです。2020年12月にはマスコットキャラクターとして猫をモチーフにした「realmeow」を投入しました。そのフィギュアが一部の国で販売されているので買ってみました。
realmeowはファインディング・ニモなどに関わった有名なアニメーターであるMark A.Walsh氏が協力して生まれた「永遠の18歳のオスのネコ」とのこと。realmeのブランドをイメージしたキャラで、トレンドセッターでもあります。全世界限定販売だそうで、今回はマレーシアで販売されたものを友人のツテで購入。価格は429マレーシアリンギット、約1万1000円。結構なお値段です。
realmeのコーポレートカラーはイエロー。ちなみにOPPOはグリーン、Vivoはブルー、シャオミはオレンジ、ファーウェイはレッドと、中国メーカーは各社それぞれコーポレートカラーを分けており、色を見るだけでどのメーカーなのかイメージできるようになっています。realmeow本体もイエローですが、それを収納する立派なアクリルケースもイエローです。
realmeowの本体サイズは高さが約32cm、結構大柄です。ソフビ製ですが重量も610gと本格的なもの。アクリルケースといいrealmeow本体といい、価格相応のデキと思えます。なお腕は上下に動き、足首も左右に回転します。腰の部分はつなぎ目がありますが回転はしません。
realmeowはネコですが、背面には某ネコ型ロボットのような尻尾はありません。目にかけているのはレーザー光線を放つレーザーグラスですが、これは外せません。
そして足の裏を見ると、右足には「REALME DESIGN STUDIO」の文字が。左足には「555」の数字が印刷されています。realmeowは全世界800体の限定販売だそうで、筆者が購入したのは555番目のものとなるのです。
realmeowはただのフィギュアですから、これを使って何かできるわけではありません。スマートフォンのスタンドになるかと思いましたが、特にそのような機能もないのです。とはいえ「映える」色合いの本体に、どことなく未来を感じさせる顔の表情、そしてネコであるというかわいらしさは愛着がわきます。
付属のアクリルケースも、別途この中に何かを入れて部屋に飾るのもいいかもしれません。realmeはスマートフォンだけではなくスマートウォッチやモバイルバッテリーなど、様々な製品を出しています。自分が使っているスマートフォンがiPhoneでも、アクセサリーはrealmeでそろえる、なんて若者も海外には多くいます。realmeはそれだけではなく、このrealmeowで自宅・自室のインテリアまでもrealmeで染めてしまおう、なんて考えているのかもしれません。
筆者も最初はキャラクターグッズに1万円も出すなんてどうなんだろうと思いました。しかし買ってみると今ではすっかり虜になってしまい、記事を執筆するときに机の片隅に置くなどして、realmeowのある生活を楽しんでいます。日本でもぜひこのrealmeowを販売してほしいものですね。
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