チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは3月11日、中小企業(SMB)向けセキュリティーゲートウェイ「Quantum Sparkシリーズ」より2モデルを発表した。
Quantum Sparkシリーズは、従業員1~400名までの中小企業向け製品。今回、1600と1800の2モデルが新しく追加され、同シリーズの製品は計6モデルとなった。
自動脅威防止機能「SandBlast Zero Day Protection」を搭載し、最大2Gbpsの脅威防止性能と、脅威防止に特化した60以上のセキュリティーサービスを提供する。また、事前に定義された設定ウィザードにより簡単なセットアップが可能。ギガビットイーサネット、Wi-Fi、セルラーLTEモデムを内蔵し、複数のインターネットサービスプロバイダーやパフォーマンスベースのルーティングにも対応する。
モバイル向け管理アプリ「WatchTower」や、直感的なウェブUIを備えたクラウドベースのポータルを使用して、どこからでもセキュリティーを管理できる。また、脅威の状況、ネットワークの利用状況がわかるセキュリティーレポートが標準で提供される。
リモートアクセスVPNを標準で搭載し、テレワーク環境でも社内にあるファイルサーバーやNASへ、様々なデバイスから安全にアクセスできる。二要素認証も付属しているので、アカウントの乗っ取りなどを防げるとする。
なお、本シリーズの910セキュリティーゲートウェイのモデルが生産終了となり、8月3日以降の購入ができなくなる。