ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)が運営するモバイルサービス「トーンモバイル」は、iPhone向けサービス「TONE SIM (for iPhone)」を、順次アップデート。AIを用いた子供の自撮り被害を防止する機能などを追加する。
トーンモバイルは、昨年2月に発売したAndroidスマホ「TONE e20」に搭載した「TONEカメラ」において、裸やそれに近い服装などの状況をAIが検知して撮影を禁止することで、子供が自分の不適切な写真をSNSに送る被害を防止する機能を提供している。
今回、同様の機能をiPhoneに差し込んで利用する「TONE SIM (for iPhone)」でも採用。iPhoneの標準カメラやそれ以外のカメラアプリの両方に対応するが、AIによる不適切かどうかの判断は端末本体のみで処理されるので、プライバシーは守られるとしている。また、不適切な写真を撮影しようとした場合、保護者の見守りアプリで通知を受け取れる設定も可能。その通知内容には、日時やモザイクされたサムネイル、位置情報が含まれる。
トーンモバイルでは、この「TONE SIM (for iPhone)」について、2月16日から、1ヵ月無料のおためしサービスを開始する。対象は「TONE SIM (for iPhone)」を新規契約したユーザーで(1人1枚まで)、本来月1500円(以下、すべて税抜)の基本プラン料金、SMSオプション(月100円)、契約事務手数料(3000円)、TONEファミリーオプション(保護者がトーンモバイルを使っていない場合は月200円、使っている場合は無料)がいずれも無料となる。