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ASRockの力強さと優しさが詰まった第11世代Core対応のスタンダードマザーボード「Z590 Pro4」をレビュー
ゲーミングPC構成におすすめの新ギミック
強化された「PCI-E STEEL SLOT」とともに、ゲーミングPC構成を組む際に安心のギミックが、「ASRock グラフィックカードホルダー」だ。
ホルダーはPCケースのスペーサーを利用して、マザーボードとともにビデオカードを固定するようになっている。3連ファン装備の大型VGAクーラーや3スロット専有が増えているGeForce RTX 3000シリーズやRadeon RX 6000シリーズのハイエンドビデオカードを、しっかりと支えてくれる。
2.5G LANや次世代USBなど、+αの機能も充実
ASRockマザーボードらしく、コストパフォーマンス高めのZ590 Pro4。最新Wi-Fi規格のWi-Fi 6は非搭載になるが、従来のギガビットLANから、最大2.5倍高速な2.5Gbpsの通信速度と、ゲームのデータ通信を自動で優先させる機能を備えた「Dragon 2.5G LAN」をサポートしている。
さらに、次世代USB規格のトップスピードとなる20Gbpsに対応する「USB 3.2 Gen2×2」や、音楽や映画、ゲームのサウンドをより迫力ある音や、クリアな音質で楽しめるオーディオソフトウェア「Nahimic Audio」も搭載している。
そのほか、はじめてPC自作にチャレンジする人に優しい機能といえる「ポスト・ステータス・チェッカー」も装備。「BIOSやOSが起動しない!」といったエラー発生時に、原因となっているパーツをLEDで簡単に判別できるようになっている。
また、派手ではないが、PCケース内を鮮やかに彩ることができるRGB LEDイルミネーション機能をチップセットヒートシンク部に搭載。ASRock LED制御ソフトウェア「ASRock Polychrome SYNC」や、BIOS上からLEDカラーと発光パターンをカスタマイズできる。
ひと通りの機能を備える高コスパなマザー
ASRockメインストリーム向けマザーボードのなかではスタンダード帯に位置する「Pro」シリーズだが、Z590 Pro4は、第11世代Coreプロセッサーの最上位も余裕で搭載できる14フェーズ+Dr.MOSの電源回路など、スタンダードの域を超える機能を備えた新モデルだ。価格は2万2880円。
重量が増えている新世代ビデオカードを支えるASRock グラフィックカードホルダーや、PC自作初チャレンジの人に優しいポスト・ステータス・チェッカーといった、小さいがうれしい配慮も魅力的だ。そんなZ590 Pro4は、コストを抑えた初めてのPC自作から、リモートワークやオンライン学習PC、ゲーミングPC構成まで、さまざまなシーンのPCにおすすめできるマザーボードに仕上がっている。
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