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Eco-Drive Riiiverの使い方 第15回

シチズン直感で理解できるアナログ針スマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver」を読み解く

2021年01月22日 09時00分更新

文● 井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

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写真は、パイチャートで湿度の%を示している様子。1周で100%なので、4時手前を指していて30%程度なのがわかる。時針・分針は0時位置にそろった

%を表示する利用方法もたくさんある

 Eco-Drive Riiiverでは、%として表せる数値を針で表示することもできる。%の値を表示してくれるアクションとしては、「パーセント」と「パイチャート」の2種類がメインだ。両者の違いは、針が示す100%の位置である。

 パーセントでは、10時が100%となり、インデックスの数字が%と対応する。一方、パイチャートでは、12時が100%になるので、インデックスの数字は%と対応しないが、1周が100%という意味になるので、直感的に理解しやすくなる。どちらが使いやすいかは人によるだろう。

 こうした機能を活用すれば、例えば、「降水確率」や「湿度」などの%について、また、「暑さ指数」などを%形式で数段階で表現することが可能だ。一度設定しておけば、スマホのアプリを開くことなく、こうしたデータを簡単に確認できる。

 ちなみに、マイナスの値を含む数値を表せる「バランス(%)」というピースもある。このピースでは、時針が10時位置に、分針が2時位置へと動き、その間に秒針が動く。10時が-100%、11時が-50%、0時が0%、1時が50%、2時が100%を意味する。

写真は、時針・分針が10時・2時位置に動き、秒針が左に傾いているので、マイナスの%を表している

 例えば、「株マーケット-デーリ(百分比)」というSピースを組み合わせれば、理論的には、指定した株の昨日の終値に対する当日の始まり値の変化率をウォッチの針で知ることが可能だ。ただし、基本的には変動する%の値が小さいと、針の動きは目立たない。

 一方、相性が良いのは、「プロ野球 試合速報(バランス<%>)」のようなスポーツ関連のSピースだろう。応援すうるチームの勝ち負けを1-0なら100%、3-1なら50%、0-0や1-1なら0%、1-4なら-60%のように表示してくれる。

 腕時計やガジェットは好きだが、デジタルなディスプレー表示のスマートウォッチは、何か肌に合わない――そんな風に感じたことがある人は、一度「Eco-Drive Riiiver」を検討してみると良いだろう。

※この記事に使用した機器とバージョン
・スマートフォン:iPhone 11 Pro(iOS 14.2)
・スマートウォッチ:Eco-Drive Riiiver(BZ7015-03E)
・アプリ「Riiiver」:バージョン1.3.3
・アプリ「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」:バージョン1.1.045

 

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