GIGABYTE美人広報とジサトラが2020年を振り返る
GPUの供給が追いつかないGeForce
AORUSブランドのRadeonがついに登場
【ユージ】次はボクの大好きなビデオカードの話にしましょう。今年はホントたくさんのビデオカードが発売されましたね。
【ハッチ】いやーホント多かったね。1月にRadeon RX 5600 XT、11月にRadeon RX 6800シリーズ、12月にRadeon RX 6800シリーズのオリジナルクーラー版が出ましたね。
【ソフィア】ハッチさんRadeonしか言ってないじゃないですか。GeForceはどうしました?(笑)
【渡辺】ハッチさんはAMD担当ですもんね。NVIDIAはユージさんが担当でしたっけ?
【ユージ】そうです。4月にGDDR6版GeForce GTX 1650が発売、9月にGeForce RTX 3090と3080、10月にGeForce RTX 3070、12月にGeForce RTX 3060 Tiが発売されました。そのため、今年の後半はいくらレビュー記事を編集しても仕事が終わらないという地獄を見ました……。
【ソフィア】それはお疲れさまです。秋葉原のショップでは22時の販売解禁に合わせた夜間販売もありましたもんね。
【キタムラ】店員さんもお客さんも密にならないよう距離をとって、しっかり感染防止対策をしたうえで、販売解禁を静かに喜び合う姿が印象的でした。
【川村】ほんとビデオカード界隈は忙しかったですね。発売ラッシュが続いたのもありますが、とにかくモノが入ってこなかった……。製品を調達するのに非常に骨が折れました。とくにGeForce RTX 3090と3080は品切れが続いており、入荷を待たれているお客様をお待たせしてしまい申し訳ございません。徐々に数は入ってきていますので、もうじき品薄状態は解消されると思います。なお、3090と3080の反省を活かし、3070と3060Tiはかなりの数をご用意しておりますのでご安心ください。
【ユージ】3080は10万円前後するのに、けっこう売れてますよね。さすがにこれは想定外の売れ行きでしたか?
【川村】秋葉原ではハイエンドモデルから売れていく傾向にあるので、ある程度は想定してましたが供給量がそれに追いつかず……。3080はビデオメモリーを10GB搭載していることが、人気に火がついた要因のひとつだと認識しています。
【ソフィア】GeForce RTX 30シリーズはリアルタイム・レイトレーシングがウリですが、レイトレーシング非対応ゲームをプレイするなら、4月に発売されたビデオメモリーがGDDR6になったGeForce GTX 1650もおすすめですよ。
【ユージ】店頭やウェブ通販でいろんなメーカーの特価品を見かけるんですが、GDDR5版とGDDR6版の見分けがつかなくて。パッケージも本体も見た目が同じなので。できればメモリーが高速なGDDR6版を選びたいのですが、見分ける方法ってありますか?
【ソフィア】GIGABYTE製品の場合は、型番がGV-Nで始まるのですが、その後に続く数字が1650ならGDDR5版、1656だったらGDDR6版です。
【ユージ】型番で判別できるんですね。それはいいこと聞ききました。
【ハッチ】ねぇねぇ、GeForceの話ばっかりだけどRadeonも忘れないであげて!
【ソフィア】大丈夫ですよハッチさん。Radeonは、従来のGIGABYTEブランドの製品ラインナップだけでなく、AORUSブランドの製品がいよいよ今月初登場します。次世代ビデオカードのために開発した冷却機構「MAX-Coveredクーリング」を採用したRadeon RX 6800シリーズです。
【ハッチ】よかったー。Radeon RX 6800シリーズはGeForceの牙城を切り崩す性能を持ったビデオカードだから、ぜひみんなに使ってもらいたくて。
【岡田】GIGABYTEはGeForceとRadeonのどちらも販売していますので、ユーザー様のニーズに合わせたパーツ構成を実現できます。なので、そこはご安心を。