CPUやビデオカードなどの余熱でチキンを温める機能が特徴
嘘から出たまこと⁈ フライドチキンを温められるゲーミングPC「KFConsole」がまさかの正式発表!
ケンタッキーフライドチキン(KFC)のゲーミング部門「KFC Gaming」は12月23日、チキンを温められる話題のゲーミングPC「KFConsole」を正式に発表した。発売日と価格は不明。
今年6月に告知されたKFConsoleは、KFCを象徴するパーティーバーレル風の外観と、フライドチキンの保温機能「チキンチャンバー」を搭載した夢のようなゲーミングPC。当初はフェイクではないかと囁かれていたが、今回の正式発表で事実であることが判明したわけだ。まさに「嘘から出たまこと」というべきだろうか……。
それにあわせて、KFConsoleの設計と製造に携わるCooler Masterは、本製品の公式サイトをオープンした。公式サイトによると、KFConsoleは、Intelのベアボーンキット「NUC 9 Extreme Kit」をベースにした小型ゲーミングPCとなっている。独自にカスタマイズされたPCケース「CoolerMaster NC100」には、Core i9プロセッサー、ASUS製のショート基板ビデオカード(公式サイトの写真から推測して、おそらく「DUAL-RTX2070-O8G-MINI」かもしれない)、Seagate「BarraCuda 1TB SSD」×2基などが収まっているという。
注目すべき機能は、なんといってもチキンチャンバーなのだが、設計図を見ると、CPUやビデオカードなどの排熱を利用してフライドチキンを温める構造になっているようだ。ゲームをプレイしながら温かいフライドチキンを頬張るという、高カロリーな至福が味わえるかもしれない。そのほか、「VR Ready」や4K/240fpsでのゲームプレイ、リアルレイトレーシングにも対応しているという。高カロリーかつ高スペックなモデルといっていいだろう。
KFCは、過去に「I Love You, Colonel Sanders! A Finger Lickin’Good Dating Simulator」という公式恋愛シミュレーションゲームをリリースしていた。イケメンのカーネル・サンダースと一緒に恋のクッキングができる本作もそうだが、KFConsoleの発表も信じられぬほどの衝撃を受けた。エッジの効いたプロモーションを目にするたびに、KFCのゲーム愛や本気度が強く伝わってくるものだ。
KFConsoleの発売日と価格はまだ明らかになっていないが、多くの人は続報が気になって仕方がないのではないだろうか。発売日と価格はもちろん、詳しいスペックやチキンチャンバーの実力も気になるところ。あぁ、フライドチキンを食べながらゲームがしたいなぁ……。
The console wars are 𝒐𝒗𝒆𝒓.
— KFC Gaming (@kfcgaming) December 22, 2020
Introducing the KFConsole. #PowerYourHungerpic.twitter.com/k7AM6g61Ip
©Cooler Master Technology inc.
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