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フルHDゲーム用ならコスパ最強レベル、Core i5&GTX 1660 SUPERで税別9万円台のミニタワーPC「FRGXB460/WS16」をチェック

文●藤田忠 編集●八尋/ASCII

提供: インバースネット株式会社

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写真編集もサクサクできる6コア/12スレッドCPUのCore i5

 では、FRGXB460/WS16のパフォーマンスを見ていこう。

6コア/12スレッド、最大4.3GHzとなる第10世代Core iプロセッサーのCore i5-10400を搭載

12スレッド負荷時は、4GHz程度で動作する

 まずは、FRGXB460/WS16のCPUで6コア/12スレッドのCore i5-10400を、定番ベンチマーク「CINEBENCH」シリーズでチェック。CINEBENCH R20に加え、最新バージョンのCINEBENCH R23も実行している。なお、スコアは同じ"PTS"になるが、R20とR23のスコアに互換性はないので注意しよう。

CINEBENCH R20のスコア

CINEBENCH R23のスコア

 第10世Core iプロセッサーは、Core i5もハイパースレッディング技術を搭載しており、前世代と同コストで12スレッドを実現している。マルチスレッドのスコアは、しっかり12スレッドCPUらしい高いスコアを記録していた。

   マシンの総合的な性能を計測できる「PCMark 10」を実行したところ、総合スコアは"5967"と高いスコアを記録。日常操作の「Essentials」が"8905"、オフィス用途の「Productivity」が"8529"、クリエイティブ用途の「Digital Content Creation」が"7592"と、最新の6コア/12スレッドCPU&税別9万円台のパソコンとしてはかなり満足のいく性能を発揮している。

PCMark 10の結果

 ベンチマークではないが、実際に無料の動画エンコードソフトウェア「HandBrake」を使って、約5分間の4K60fps、MP4動画を、フルHD30fpsに変換。変換に要した時間は、6分19秒と、12スレッドCPUとしては妥当な処理能力だ。子供や家族の思い出をスマホ用などに変換して持ち歩いたり、祖父祖母に編集、変換したショート動画を送ったりと、動画を扱うことも増えているが、Core i5ー10400でも軽い作業なら十分行なえる。

無料で使える定番エンコードソフトウェアの「HandBrake」

 同じく、「Adobe Lightroom Classic」で6000×4000ドットのRAW写真を扱ってみたが、補正時のブレビューや、補正したデータのJPEG書き出しといった作業をスムーズに行なえた。どちらのソフトも、よりスレッド数が多いCPUのほうが快適になるが、十分実用できる性能だ。

「Adobe Lightroom Classic」で212個のRAWデータを現像。CPU性能だけでなく、メモリーも必要だが、16GB搭載なので余裕を残している

インテルのエントリーNVMe M.2 SSDの「Intel SSD 660p」を搭載

HDDは1TBの東芝「DT01ABA100V」が搭載されていた

最速クラスではないが、シーケンシャルリード1800MB/秒、ライト981MB/秒と十分高速なアクセス速度を発揮

HDDは5700rpmモデルで、シーケンシャルリード・ライトは161MB/秒だった

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