「RX 6900 XT Phantom Gaming D 16G OC」「RX 6800 XT Phantom Gaming D 16G OC」

ASRock、Radeon RX 6900 XT搭載「Phantom gaming」ビデオカード

2020年12月15日 16時30分更新

文●ASCII

RX 6900 XT Phantom Gaming D 16G OC

　ASRockは12月15日、Radeon RX 6900 XTおよびRX 6800 XTを搭載したPhantom gamingシリーズのビデオカード「RX 6900 XT Phantom Gaming D 16G OC」、「RX 6800 XT Phantom Gaming D 16G OC」を発表。12月18日より全国のPCパーツ販売店で順次販売開始する。

Radeon RX 6900 XTおよびRX 6800 XTを搭載したPhantom gaminモデル

　Phantom gamingシリーズは3つのファンによる「Phantom Gaming 3X Cooling System」を採用。表面のストライプ機構で風の流れを作り、裏面では研磨加工によって摩擦係数を下げ静穏性を確保した「Striped Axial Fan」、フィンピッチが2mmの高密度フィンでV字カットとV字通気口により優れた冷却性能をうたうエアーディフレクションフィン、GPUベースプレートとの接点の最大化するように設計されたウルトラフィットヒートパイプなど、独自のファンシンクを搭載する。

　内蔵のARGB LEDや、追加のARGBピンヘッダーを搭載し、Polychrome SYNCで好みのライティング効果を設定できる。また、LEDは本体のスイッチからオン・オフの切り替えも可能。

　また、強化された金属製フレームを採用しPCBの歪みを防止。省電力技術「Dr. MOS」やプレミアム90Aパワーチョーク、ニチコン製12Kブラックコンデンサーなどを採用し、安定性や耐久性を高めたとする。

　チューニングユーティリティ「ASRock Tweak 2.0」をサポートし、ファンの速度、コアクロック、メモリクロックなどを調整可能。必要に応じてOC（オーバークロック）モード、Silent（サイレント）モードなど最適化された簡易モードもワンクリックで選択できる。

　いずれもビデオメモリーがGDDR6 16GB、最大8K（7680×4320ドット）解像度の出力に対応する。補助電源コネクターは8ピン×3を備える。サイズは共通でおよそ幅330×奥行き140×厚み56mm。

　RX 6900 XT Phantom Gaming D 16G OCの主なスペックは、ベースクロックが1925MHz、ブーストクロック最大2340MHz、ゲームクロック2105MHz。インターフェースはHDMI 2.1（VRR）、DisplayPort 1.4（DSC）×2を搭載。価格は16万3680円となる見込み。

RX 6800 XT Phantom Gaming D 16G OC

　RX 6800 XT Phantom Gaming D 16G OCの主なスペックは、ベースクロックが1875MHz、ブーストクロック最大2310MHz、ゲームクロック2065MHz。インターフェースはHDMI 2.1（VRR）、DisplayPort 1.4（DSC）×3を搭載。価格は10万7800円となる見込み。

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