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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第122回

アップル新型「MacBook Pro」タフでパワフルな相棒

2020年11月17日 23時00分更新

文● 松村太郎 編集● ASCII

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●バッテリーが減らん……

 まずはその安心できるバッテリー性能がポイントでした。バッテリーは充電器がなくても1日中フル活用できます。そう聞くと、まあそういうパソコンも多くあるよね、と思われるかもしれませんが、様子が少し違うのです。

 この原稿もまさに充電したてのM1搭載のMacBook Proで書いていますが、ここまで20分で書いても、バッテリー残量は100%を示したまま。そのまま書き進めて、30分経っても、Ulyssesというエディタごときでは1%も電池が減らないのです。

 エディタに加えて、メール、Slack、Messenger、Safari、Evernoteなどのアプリを起動して作業を進めた結果、始業から1時間半経過したところでバッテリー残量がようやく99%を示す結果となりました。

 今まで、コンピュータの電源やネットワークの有無で仕事の場所を選んでいる部分もありました。しかし筆者にとっての日常的な作業では、ほとんどバッテリーを消費しないとなると、そうした制限も薄れてきます。

 これなら、充電器を持たずに出かけられるし、いざというときにiPhoneを充電するモバイルバッテリーすら不要です。Macにたっぷりバッテリーが残っていれば、そこから給電すればいいのですから。

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