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ASCII Power Review ― 第107回

Galaxy Note20 Ultra 5G 実機レビュー = カメラも手書きペンも超進化していた!!-倶楽部情報局

2020年11月18日 18時00分更新

文● ASCII倶楽部編集部

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 本日は、ASCII倶楽部の人気記事「Galaxy Note20 Ultra 5G 実機レビュー = カメラも手書きペンも超進化していた!!」を紹介します。


 auとドコモは、サムスンのペン内蔵Androidスマホ「Galaxy Note20 Ultra 5G」を発売した。デジタルノート、カメラ、ビデオカメラ、ボイスレコーダーとして活用できる本端末は、筆者周囲のライターや記者にも大人気なシリーズだ。

 かくいう筆者も発売日にau版を購入して、メインのAndroidスマホとして愛用している。というわけで今回は特に使い勝手に重点を置いて実機レビューをお届けしよう。

au版「Galaxy Note20 Ultra 5G SCG06」(15万9830円)、ドコモ版「Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A」(14万5728円)

ほぼ全画面な6.9インチ有機ELディスプレーがいい
もちろん「ミリ波」にも対応で将来も安心

 本製品はOSに「Android 10」、SoCに「Qualcomm Snapdragon 865 Plus」(8コア、3.0GHz×1、2.4GHz×3、1.8GHz×4)を採用。メモリー(RAM)は12GB、ストレージ(ROM)は256GBを搭載し、最大1TBのmicroSDXCメモリーカードを装着可能だ。なおau版とドコモ版でメモリー、ストレージ容量に違いはない。

 ディスプレーは、約6.9インチのQuad HD+ 有機EL(3088×1440ドット、496ppi、輝度1500cd/平方m、色域DCI-P3カバー率100%、コントラスト比3,000,000:1、リフレッシュレート最大120Hz)を採用。左右側面に丸みを帯びたベゼルレスの全面フルガラスが使われており、「Infinity-O Display」と名づけられている。なおディスプレー表面は高耐久ガラス「Corning Gorilla Glass Victus」でカバーされている。

 カメラは、
超広角(12MP、1.4μm、約120度、F2.2)
広角(108MP、0.8μm、約79度、F1.8、1/1.33型、OIS)
望遠(12MP、1.0μm、約20度、F3.0、OIS)
フロント(10MP、1.22μm、約80度、F2.2)
という構成だ。望遠カメラはペリスコープ型の5倍光学ズームとなっており、最大50倍の超解像ズームで撮影可能。なお静止画は最大12000×9000ドット、動画は8K(7680×4320ドット)/24fpsで記録できる。

 通信機能は5Gでは「Sub6」に加えて「ミリ波」も内蔵。Wi-Fi 6(11ax)、Bluetooth 5.0を搭載。5G接続時はau版が下り最大4.1Gbps、上り最大481Mbps、ドコモ版が下り最大4.2Gbps、上り最大480Mbpsで通信可能と謳われている。

 本体サイズは約77×165×8.1~10.8mm、重量は約208g。バッテリーは4500mAhを内蔵。防水性能はIPX5/8、防塵性能はIP6X。本体カラーはau版、ドコモ版ともにミスティックブロンズとミスティックブラックが用意されている。

 なお、「Galaxy Z Fold2 5G」や「Galaxy Z Flip 5G」はFeliCa(おサイフケータイなど)に対応していないが、本製品はサポートしている。ただし、ワンセグ、フルセグ視聴機能は搭載されていない点には注意してほしい。

本体前面と本体背面。正面からは両サイドのベゼルはほとんど目立たない。ただしディスプレーが湾曲しているため、全画面を覆える保護フィルムの選択肢は少ない。フロントカメラはパンチホール仕様だ

本体上部にはカードトレイ、本体下部にはUSB Type-C端子とSペン用スロットが配置されている

右側面にはボリュームボタンと電源ボタンが配置されている。左側面にはボタン、端子類は存在しない

上から超広角、広角、望遠カメラを配置。超広角カメラの右横にあるのはフラッシュ、広角カメラの右横にあるのはレーザーAFセンサー。カメラ部はかなり飛び出しているので、キズを付けたくないならケースやフィルムは必須だ。ただしフィルムの場合は光学特性が変化するので、基本的にはケースをお勧めする

前面下部にはディスプレー内蔵型指紋認証センサーを用意

ペリスコープ型の望遠カメラが本体右側に内蔵されているため、Sペンスロットが右側から左側に移動している

カードトレイにはnanoSIMカードとmicroSDメモリーカードを装着できる。

Sペンは改良されて
まるでアナログの筆記用具のような極上の書き心地

 本製品の約77×165×8.1~10.8mmのボディーサイズは使う人を選ぶ。しかし、約6.9インチの大画面がビューワーとして使い勝手がいいことに異論はないはず。動画の視聴、ゲームプレイ、もちろんウェブブラウジングなどで大画面の恩恵は大きい。

 また、約6.9インチの大画面だからこそSペンの筆記用具としての実用性が向上している。筆者自身は絵心がないので試していないが、キャンペーン特典として定番ペイントツール「CLIP STUDIO PAINT for Galaxy」が6ヵ月無料だ。絵心のある方は本製品をゲットしたらぜひ使い倒してみよう。

 Sペンの筆圧検知は4096段階で変更ないが、描画のレイテンシー(遅延)が前モデル「Galaxy Note10+」の42msから9msへと大幅に短縮されており、描線の遅れはほとんど体感できないレベル。また、ペン先の摩擦感も絶妙な軟らかさにチューニングされている。まるでアナログの筆記用具のような書き心地を実現しているというのが率直な感想だ。

手の長さ20cmの筆者でちょうどいいサイズ感のGalaxy Note20 Ultra 5G。手の小さな方は持て余してしまうかもしれな

スリープ状態からSペンを抜くだけで書き始められる「画面オフメモ」が便利。どんなときでも一番新しいページが開かれる。ある部分では、アナログのメモ帳の使い勝手を超えている

手書きメモのテキスト化の認識率は非常に高い。書き順どころか画数がデタラメな文字でも正確に認識してくれる

ディスプレーにデスクトップ画面を表示する「DeX」はワイヤレス接続に対応。離れた場所のWi-Fi対応プロジェクターなどにもデスクトップ画面を表示できるようになった

カメラは記憶色に近い画質
真骨頂は食事モードとナイトモード


 続きは「Galaxy Note20 Ultra 5G 実機レビュー = カメラも手書きペンも超進化していた!!」でお楽しみください。

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