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一足先に5G対応の新モデル! グーグル「Pixel 5」「Pixel 4 5G」発表 第8回

リモコン復活「Chromecast with Google TV」ストリーミング端末の本命になるか?【ジャイアン鈴木】

2020年10月01日 19時30分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●飯島恵里子/ASCII

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 10月1日午前3時(日本時間)、グーグルのハードウェア新製品関連グローバルイベント「Laugh Night In」が開催されました。そこで「Chromecast with Google TV」「Google Nest Audio」「Google Pixel 5」「Google Pixel 4a (5G)」の4製品が発表されましたが、個人的にもっとも注目している……というかほしくなったのは、「Chromecast with Google TV」です。

Pixelとしては初めて超広角「ウルトラワイドレンズ」を搭載した「Google Pixel 5」も気になりますが、これはまたの機会にASCII.jpでレビューする予定です

 

 さて「Chromecast with Google TV」をほしまっている最大の理由はリモコンの復活です。旧Chromecastではリモコンが省かれ、基本的にスマートフォンから操作する仕様となっていましたが、いちいちスリープから起こしたり、アプリを起動するのが面倒で、数日で使うのをやめました。

 スマートスピーカーやディスプレーからも音声操作できますが、いちいちしゃべるのも億劫。というわけでリモコンが復活した「Chromecast with Google TV」に大注目しているわけです。

「Chromecast with Google TV」の価格は49.99ドル。日本での価格が気になるところです

 すでに「Amazon Fire TV」にも実装されていますが、複数の動画配信サービスを横断してリコメンド、検索してくれる機能にも期待。グーグルの検索サービスの全履歴を捧げますので、ワタシの嗜好にピッタリ合致したコンテンツを勧めてくれることに期待したいところです。

Netflix、Hulu、Amazon Prime Videoなどのコンテンツを横断してリコメンド、検索してくれます

 現時点でちょっと残念なのがApple TVのコンテンツが含まれていないこと。Amazon Fire TVはApple TVをサポートしているので、この点は見劣りしているわけです。複数のストリーミング端末をテレビにぶら下げるのは管理が面倒。グーグルさんとアップルさんには歴史的提携を結び、お互いのコンテンツサービスを提供し合ってほしいですね。

 さて、Apple TV非対応という点は残念ですが、「Chromecast with Google TV」はGoogleサービスとの親和性は高いことが予想されます。貪欲にGoogleサービスを取り込み、その点を売りにしてストリーミング端末市場をさらに活性化し、生活を快適に、便利にしてほしいですね。そのへんの期待値も含めて、「Chromecast with Google TV」を応援(=購入)します。米国で先行販売されている「Chromecast with Google TV」が、日本でも一刻も早く発売されることを楽しみに待ちたいと思います。

 

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