“かっこいいチーム”がゲームコンセプト
そんな怪異に立ち向かうのが、主人公が所属する超脳力集団「怪異討伐軍」だ。この集団はひとりひとりが異なる能力(脳力)を持っていて、協力し合いながら敵と戦う。穴吹ディレクターは、「ひとりひとりが違った能力を使って戦う「009」のようなチームは普遍的に人気がある。かっこいいチームがコンセプト」と語った。
第一印象を問われた榎木淳弥さんは、「いままでに見たことのないデザイン。加速装置のような危機を使って戦う複雑なアクションが、簡単な操作で楽しめるのが一番のポイントだと思った」と語る。 一方、瀬戸麻沙美さんは「怪異を見たときは異様な姿に怖いと思った。それに対して、規律の整った怪異討伐軍はかっこいいなと思いました」と感想を述べた。
ここで最新のPVが世界初公開され、序盤のストーリーが少しだけ紹介された。主人公のユイト・スメラギは、念力を使える超脳力者。幼いころ怪伐軍に救われたのをきっかけに、自ら志願して入隊した。
続いてはプレイ映像を見ながらゲームを紹介するコーナー。「SCRLET NEXUS」最大のウリは、スタイリッシュなアクションバトル。フィールドを高速に動きながら、バッタバッタと怪異を倒すのが気持ちよさそうだ。
使用する武器は自身が持つ「念力」だけでなく、他のチームメンバーの脳力を一時的に借りられる「SAS」と呼ばれるシステムがおもしろい。さらに、フィールドに配置してある自動車や電信柱、自動販売機などを使って戦うことも可能で、デモプレイではユイトの念力で自動車を宙に浮かし、敵にぶつけて倒していた。
アクションシーンについて飯塚プロデューサーは、「シンプルな操作で気持ちよく戦えるところがこだわり。仲間の脳力を借りながら、状況に応じて戦える」とアピールした。
謎の少女の正体は、もうひとりの主人公だった
ユイト・スメラギの紹介の次は、謎のキャラクター「カサネ・ランドール」について。いままで名前とキャラクターボイス(CV)しか明かされていなかったのだが、番組中にプレイアブルキャラクターであることが発表された。
プレイヤーはゲーム開始時に、ユイト・スメラギかカサネ・ランドールを選択できる。単にキャラクターの性別を選べるのではなく、それぞれに異なるストーリーが用意されているようだ。
なお、カサネ・ランドールはユイトと同じく「念力」を操る脳力者で、クールで合理主義な新入隊員とのこと。
「SCRLET NEXUS」のキーアートが世界初公開
番組の終盤に、ストーリーを担当した実弥島功さんから届いたメッセージが紹介された。実弥島さんは「テイルズ オブ シンフォニア」や「テイルズ オブ ジ アビス」のシナリオで知られる人物。新作「SCRLET NEXUS」では、どのような物語を楽しませてくれるのか、いまから期待が高まる。
これで番組が終わると思いきや、最後に「SCRLET NEXUS」の落合アートディレクターが描いたキーアートが初公開された。今日の放送ギリギリに完成した出来たての一枚とのこと。
飯塚プロデューサーは「実はまだ公開していないキャラクターも描かれている」と発言。このイラストをよく見れば、ゲームのヒントが隠されているそうだ。発売日や価格はまだ未定。続報は随時発表予定だ。
©SCARLET NEXUS® & ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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