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Issue作成からリリースまでがターミナルから実行可能に

ギットハブ、コマンドラインツール「GitHub CLI」の正式版をリリース

2020年09月28日 15時30分更新

文● ASCII

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 ギットハブは9月17日(現地時間)、コマンドラインツール「GitHub CLI 1.0」をリリースした。

 GitHub CLIは、利用中のターミナルでGitHubを使用可能にするもの。スクリプトの記述や独自ワークフローの作成の簡素化を実現するとうたう。ベータ版のリリース後は、20万件近くのPull Requestの作成、35万件以上のMergeの実行、2万件以上のIssueが作成されたとのこと。今回、ベータ期間が終了し、ユーザーから寄せられたフィードバックに基づいて機能を拡張したWindows、Mac OS、Linux向けの正式版がダウンロード可能になった。

 GitHub CLI 1.0では、Issue作成からリリースまで、GitHub上の全ワークフローがターミナルから実行できるようになった。

 「gh repo clone owner/repo」コマンドを使用すれば、作業対象レポジトリのクローンを作成できるほか、「gh issue status」または「gh issue list --assignee billygriffin」コマンドを使用すれば、次にするべき作業の検索が可能。

 機能追加やバグ修正後は、「gh pr create」コマンドを利用して、GitHub上にPull Requestを作成可能だ。

 「gh pr checkout 1337」コマンドは、チームメイトによるPull Requestのチェックアウトを、「gh pr diff」コマンドは、チームメイトによる差分の閲覧を許可する。また「gh pr review」コマンドを使えば、チームメイトのレビュー提供が可能になる。

 Pull Requestの承認後は、「gh pr checks」コマンドですべてのテストに合格を確認できる。その後「gh pr merge」コマンドを使用して、利用中のターミナルから直接Mergeできる。Merge後は、ローカルやGitHub.comにあるブランチの削除も提案される。

 次のリリース要素を切り取る準備が整ったら、「gh release create [タグ名]」コマンドを使って、コマンドラインから離れる必要なく世界に向けて成果物を配信可能だ。

 また、GitHub APIを呼び出してアクションのスクリプトを記述したり、コマンドにカスタムエイリアスを設定したりできるほか、GitHub.comはもちろんGitHub Enterprise Serverにも接続可能になった。

 そのほか、ベータ期間中にユーザーから寄せられたフィードバックに基づき、レポジトリの作成と閲覧、SSHや任意のエディターを利用するためのGitHub CLIの設定、Issue・Pull Request・Close・Reopen・ラベルや担当者の追加、Pull Requestの差分閲覧、ReviewおよびMergeといった機能を追加した。

 今後は、Issueの編集、Pull Requestのサポート、コメントの追加など、多数の機能追加を予定しているとのこと。

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