複数の作業をひとつのタスクとしてアプリ内に登録できる
日本HP、PCやスマホからセットアップや印刷が可能なA4カラーインクジェット複合機2モデル
2020年06月18日 14時30分更新
日本HPは6月18日、個人向けのA4カラーインクジェット複合機2モデル「HP ENVY Pro 6420」と「HP ENVY 6020」を発表した。いずれも7月30日に販売を開始する。販売はオンラインストア、HP Directplusコールセンター、一部量販店にて。
両モデルとも、コンパクトでホワイトを基調としたデザインで、プラスチック重量の20%以上のリサイクル素材を含むなど、環境にも配慮した設計を採用した。自己修復Wi-Fiにより安定した接続環境を提供するほか、前面に設置した給紙トレイと排紙トレイによりスムーズな用紙の入れ替えが可能とのこと。また、給紙トレイの表面には、必要な時にだけ光るステータスライトを配置し、印刷状況をすぐに把握できるという。
スマホアプリ「HP Smart」を使用すれば、プリンターのセットアップから、印刷、スキャン、コピー操作などが可能。「スマートタスク」機能にも対応するため、印刷後にメールに送信してクラウドストレージに保存、というような複数の作業をひとつのタスクとしてHP Smart内に登録できる。
スマホやPC、タブレットなどは最大5台まで同時接続でき、FacebookやDropboxなどのSNSやクラウド上にあるデータを印刷可能です。アプリ上でデータの加工編集・印刷もできる。
インクは4色(黒・カラー3色一体型)で、片方のインクカートリッジだけでも印刷可能なシングルカートリッジモードに対応する。
HP ENVY Pro 6420は、35枚ADF(自動原稿送り装置)を標準搭載するモデル。印刷解像度は最大4800×1200dpiで、ISOモノクロであれば約10枚/分(カラー約7枚/分)、ドラフトモノクロは約20枚/分(カラー約17枚/分)の速度で印刷できる。
対応OSはWindows 7/Windows 10とmacOS Sierra(v10.12)以降。本体サイズ/重さは、およそ幅432.5×奥行き361.1×高さ174mm/およそ6.16kg。価格は1万7380円。
HP ENVY 6020は、印刷解像度が最台4800×1200dpi。印刷速度は、ISOモノクロが約10枚/分(カラー約7枚/分)、ドラフトモノクロが約20枚/分(カラー約17枚/分)。また、写真(標準・フォト用紙/10×15センチ)も約53秒で印刷可能。
対応OSはWindows 7/Windows 10とmacOS Sierra(v10.12)以降。本体サイズ/重さは、およそ幅432.5×奥行き361.1×高さ132.1mm/およそ5.22kg。価格は1万2980円。