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朝キッチンに行ったらコーヒーができてる、全自動スマートコーヒーメーカー

2020年06月11日 13時00分更新

文● 盛田諒 編集●ASCII

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スマート全自動コーヒーメーカー
6月25日発売
直販価格1万3800円(予約価格9980円)
プラススタイル

 スマート家電のプラススタイルが6月11日、豆から挽けるスマート全自動コーヒーメーカーを発表。同時に予約の受付を開始しました。価格は1万3800円で、6月25日までは予約価格9980円。スマートフォンにつながり、ほかの家電やセンサーと連携可能。たとえば寝室のドアに別売りのセンサーをセットしておけば、朝起きてドアを開けたとき自動的にコーヒーを淹れはじめ、身じたくを終えてキッチンに着いたときにはコーヒーができているといった使い方ができます。

 コーヒーメーカーとしては標準的な仕様です。

 コーヒーは1〜6杯だて(1杯125ml)。ホットとアイスが選べます。ミルはプロペラ式で、挽目は中挽き。杯数にあわせて挽き方を調整します。湯温は90℃前後。フィルターはステンレス製で、水洗いすればくりかえし使用可能。ミルとタンクも取り外して水洗いができます。

 プラススタイルは2016年3月、スマート家電の販売から始めた会社。スマート家電をどうにか国内に浸透させようと、2018年10月から独自のスマート家電を製造販売しています。照明を始めとして日本の住環境を考えて作ったというロボット掃除機など全16製品をラインナップします。

 提案の要は自動化。タイマー、天気、GPS、センサーなどのデバイス、そしてスマートスピーカーを使って、自動的に家電のスイッチをオンにしようという提案です。たとえば25℃になったらエアコンのスイッチを入れる、天気が悪かったら照明をつける、だれかがソファに座ったらテレビをつけるといったように。リモコンやアプリを使わなくても勝手に動きはじめる家電を同社では「お任せ家電」と呼んでいて、そこにキッチン家電としてコーヒーメーカーを加えた形です。

 自動化は実際、魅力的です。それくらい自分でやるよと思うようなことでも、たとえば人感センサーつきの照明を使いはじめればスイッチを押すことさえわずらわしく感じられるのだから不思議です。朝起きてダイニングに行ったらコーヒーができているというのは魅力的ですが、より広く普及させたいと考えるなら、もうちょっと背中を押す工夫があってもよさそうな気がします。

 たとえば毎朝かならずコーヒーを飲んでいる人なら朝用のコーヒー豆がちょっと安く買えるようになるなんてどうでしょう。自動車の運転状況にしたがって保険料率が変わる自動車保険のように、人それぞれの使い方、暮らしに応じた特典がついてくるスマート家電があれば、先々のコストを考えて選択肢に入れる人も増えるかもしれません。

 

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