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AWSはSlackを全社導入

Slack、AWSと数年間にわたるパートナーシップを契約

2020年06月05日 14時30分更新

文● ASCII

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SlackとAWSが戦略的提携

 Slackは6月4日(米国時間)、AWSと数年間にわたる戦略的提携を結んだと発表した。Slackは、推奨クラウドプラットフォームとしてAWSを選定し、AWSはSlackを全社導入した。その他の主な提携内容は以下の通り。

・AWSチャットボットとSlackを統合
・Slack Callsの機能をAmazon Chimeに移行し、オーディオ、ビデオ、スクリーン共有といったSlackコールの機能をネイティブで強化
・SlackとAmazon AppFlow統合し、SlackとAWSの間でデータ転送が簡単に
・AWSと提携してSlack Enterprise Key Management (EKM) を提供、Slackユーザーは独自の暗号キーを使ってメッセージやファイルを管理が可能に

セキュリティーやシステムに問題が発生した場合、AWSチャットボットが、Slackチャンネル内にリアルタイムの通知を投稿。

Slackチャンネル内でAWSコマンドラインインターフェイスの操作が可能。解決プロセスをスピードアップできるという

 Slackの共同創設者兼CEOであるStewart Butterfieldは、「企業向けソフトウェアの未来は、クラウドサービス(AWS)とコラボレーションツール(Slack)の組み合わせによってもたらされます。AWSサービスをSlackと統合することで、チームがプロジェクトを簡単かつシームレスに管理し、Slackを離れることなくクラウドベースのサービスを開始できるよう支援しています」と述べている。

 AWSのCEOであるAndy Jassyは、「AWSとSlackを一緒に使用することで、開発者チームは、アプリケーションを使用してフロントエンドでより迅速にコラボレーションおよびイノベーションを実行できると同時に、バックエンドクラウドインフラストラクチャを効率的に管理できます」とコメントしている。

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