変態ガジェット的アプローチ満載の画期的なモバイルPC
ここ2年ほど、モバイルPCはいろいろ使ってきたが、落ち着いてパワーポイントの企画書を作ったり、毎月のように原稿を書くのは自室にセットしたThinkPad 25+34インチ曲面モニター+外付けキーボードを組み合わせた実質デスクトップPCのようなシステムだった。
そして昨年、アウトドア環境だけで使う目的で買ったThinkPad X390も結局のところ、ものぐさな筆者にはまだまだ重量オーバーで、自然とリビングルーム&ベッドルーム専用PCとなってしまった。
時々、思い立ったときに気分を変えてリビングルームで原稿を書いてみたこともあったが、13インチ画面1面だけでは、シャッフル画面にしても、エディターと画像表編集ソフト、ウェブブラウザーの3面を切り替えて見るには面倒で長続きしなかった。
そのうち、新しく発売されたUSB Type-Cの外付けディスプレーThinkVision M14を手に入れて使ってみたが、たとえType-Cケーブル1本といえども、家族みんなが利用するダイニングテーブルの上の間借りではいろいろ面倒が多い。
原稿を書き始める前の設置、家族からの要求があれば即、撤収してどこかほかの場所に退避しなければならない。実際にやってみると本体だけの撤収作業に比べると面倒くささは比較にならない。
そんなこんなで、しばらくダイニングテーブル上での原稿書きはお休みになっていたが、ASUSから、14型と12.6型のデュアルディスプレーを搭載したZenBook Duoと言うラップトップPCが発売されたと聞き速攻で衝動買いしてしまった。
以前にも同社には似たようなパソコンがあったことは知っていたが、とてもダイニング専用のパソコンにできる価格帯ではなかった。
今回衝動買いしたのはASUS ZenBook Duo UX481FL-HJ122Tというモデル。CPUがCore i7-10510U、メモリーが16GB、ストレージが1TB SSD、OSがWindows 10 Home 64bit。バッテリー駆動時間は約13.9時間となかなかスタミナ型だ。
外部インターフェースは、USB Type-C(USB 3.1 Gen2)×1、USB Type-A(USB 3.1 Gen2)×1、USB 3.0×1、HDMI×1などを装備し、Wi-Fi 6にも対応。また、ディスプレー上端にWindows Hello対応のIRカメラを備え、ログイン時の顔認識もスピーディーだ。価格は21万9800円だった。
上下2段のダブルデッカー型ディスプレーは、メインディスプレーが1920×1080ドット表示。そしてその下側でファンクションキー列の上の空間に配置されたセカンドディスプレー「ScreenPad Plus」が1920×515ドットのデュオ構成となる。
2台の物理ディスプレーはWindowsのディスプレー設定でお馴染みのミラー、拡張、1番(14インチ)だけ、2番(12.6インチ)だけの設定が可能だが、普通のユーザーなら筆者と同じように拡張形式で物理的な2枚のディスプレーをあたかも1枚の大きな論理ディスプレーとして使うのが普通だろう。
自称ガジェットキングの筆者にはこれだけで衝動買いの理由付けには十分だ
この連載の記事
-
第807回
トピックス
巻き取り式USBケーブル内蔵のUSB PD 65W充電器を衝動買い -
第806回
トピックス
これはデカい!64TBはありそう? なんちゃってmicroSD風カードリーダーを衝動買い -
第805回
トピックス
キーボードのステップスカルプチャーの美に盾突く、超かわいい子熊キーキャップを衝動買い -
第804回
トピックス
超久しぶりのライブ用に目立ち度抜群な”光るピック”を衝動買い -
第803回
トピックス
大事なモノを“隠すガジェット”衝動買い -
第802回
トピックス
チプカシなのになぜかデカい! チプカシ型目覚まし時計を衝動買い -
第801回
トピックス
離席時に便利な電子ペーパー版メッセージボードを衝動買い -
第800回
トピックス
「いつもあなたのことを思ってる!」をポケットに入れられる! 「ポケットハグ」を衝動買い -
第799回
トピックス
PCにもつながるメカキースイッチ採用のレトロな多機能電卓を衝動買い -
第798回
トピックス
白内障で片眼の手術後、高度近視の筆者が自動焦点アイウェアの「ViXion01」を衝動買い(続き) -
第797回
トピックス
白内障で片眼の手術後、高度近視の筆者が自動焦点アイウェアの「ViXion01」を衝動買い - この連載の一覧へ