やればやるほど深みにハマる「なぞ解きゲーム」

キオクを読み取るADV『アンリアルライフ』がNintendo Switchで配信開始

2020年05月15日 18時40分更新

文● Zenon/ASCII

 room6は5月14日、Nintendo Switch向けアドベンチャー「アンリアルライフ」の配信開始を発表した。

 本作は個人ゲーム開発者である「hako 生活」が開発した、サイコメトラーで記憶喪失の少女が、無線式の信号機AIと協力し、知らない街を冒険しながら、自身の記憶を取り戻すアドベンチャーゲーム。

■リリース公開トレイラー

 

以下、リリースより。

ストーリー

 ある日、道路で倒れていた記憶喪失の少女「ハル」は人間と無線通信が可能な信号機AI「195」に助けられる。ハルは自分の記憶を取り戻すため、自身が持つさわったモノのキオクを読み取る能力を使いながら、195とともに脳裏に残る「先生」を探すことになる。そんな矢先、たどり着いたアパートの扉の向こう側には、不思議な街が待っていた・・。

キャラクター紹介

記憶喪失の少女:ハル

信号機のAI:195

このペアで冒険は繰り広げられます。

アンリアルライフの特徴

■キオクを読み取るシステム

 特定のオブジェクトからキオクを読み取ることができ、オブジェクト周辺の過去の映像と今の映像を比較して、ギミックのヒントとなる情報を手に入れることができます。

 記憶を読み取って各マップの謎解きを進めていくと、新たな景色を観れるようになったり、アイテムが追加されていったり、ストーリーのバックグラウンドとなる「ハルの過去の情報」を手に入れることができます。美しい世界とは裏腹に、ストーリーから垣間見える不穏な展開も、魅力の一つです。

■ゲームプレイについて

 探索要素・アクション要素のどちらにもゲームオーバーがなく、どんなプレイヤーでも物語を進めることができます。加えて、ひらめきに優れたプレイヤーは物語を円滑に進めることができ、ひらめきが苦手なプレイヤーは間違うことによる発見ができるように設計しているため、プレイヤースキルに適応したゲームプレイが可能となっています。

アドベンチャーを楽しくするための画面構成として、アイテム画面は実際のカバンを模しています。

■視覚効果

 従来のピクセルアートの表現に加え近代の視覚効果技術を使用しています。ピクセルパーフェクトに解像度を維持しつつ、ピクセルアートを崩さない形でリアルな光の表現、水の表現などをシェーダーおよびパーティクルによって表現しています。

■音響効果

 近代の3Dの技術やフィルターをドット絵のゲームに還元し、よりリアルな手触りの世界観を実現しています。

 

【ゲーム情報】

タイトル名:アンリアルライフ
ジャンル:アドベンチャーゲーム
プラットフォーム:Nintendo Switch
発売地域:日本
価格:2400円
開発:hako 生活
配信:room6
レーベル:ヨカゼ
発売日:発売中(2020年5月14日)

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