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プロネクサスとブラックライン、決算・監査業務のDX支援分野で連携ソリューション開発に向け協業を開始

ブラックライン
2020年05月13日

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ブラックライン
メールや紙でのマニュアル作業を削減、リモートワークなどの業務変革や残業規制に対応




クラウド型決算プラットフォームを提供するブラックライン株式会社(日本法人:東京都港区、代表取締役社長:古濱淑子、以下「ブラックライン」)は、株式会社プロネクサス(本社:東京都港区、代表取締役社長:上野剛史、以下「プロネクサス」)と共同で、経理部門における監査業務のデジタル化による標準化、効率化を加速させ、高付加価値業務へのシフトを実現するため、両社の連携ソリューション開発及び販売促進に向けた協業を開始します。この取り組みにより、働き方改革の一環として日本企業のリモートワークでの決算業務実施の一助となることを目指しています。

【背景と経緯】
近年、経理部門における決算及び監査業務は事業の多様化や新会計基準への対応により業務内容が増えている一方、経理人材の不足や働き方改革によって、リモートワークなどの業務変革や残業規制による業務時間の削減が求められており、生産性の向上が課題となっております。このような背景の中で、開示書類に必要な決算データの収集と開示業務支援システムへの入力や監査法人に対しての資料提供業務において、経理部門の担当者には社内関係者へのメールベースでの依頼作業、エクセル管理の資料をもとにしたシステムへの手入力作業や監査法人が指定する方法での証跡の提供といったマニュアル作業が残っており、決算・開示業務のさらなる効率化・省力化のニーズが高まっております。

【本協業の目的】
今回、開示実務支援分野において実績のあるプロネクサスと、決算業務のデジタル化において強みを持つ弊社がソリューション開発において協業することに合意いたしました。本協業により両社のシステムサービスの連携を推進することで、決算から開示に至る実務プロセスのデジタル化・効率化を実現してまいります。

【今後の展望】
プロネクサスは開示業務支援において国内上場企業の過半数のシェアを有し、開示書類作成支援システムと実務コンサルティングの両輪でサービス提供を行っております。一方、ブラックラインは、決算業務のデジタル化を実現するプラットフォームを提供し、全世界で3,000社を超える企業様に活用されています。両社の特徴を活かし、後記の通り協業第1弾として、決算・監査のデジタル化に関する共催セミナー等を行うとともに、今後高度システム連携を実現してまいります。

ブラックライン株式会社 代表取締役社長 古濱淑子は次のように述べています。
「デジタル化により経理担当者を単純な確認作業やデータ入力業務から解放することで高度で本質的な作業に集中できるようになります。また昨今、新型コロナウィルスの感染拡大により全世界でリモートワークでの決算作業に注目が集まっており、監査業務のデジタル化により極力人の手を介さない業務プロセスにすることで、リモートワーク環境下でも高いセキュリティを保持しながら監査対応を行うことが可能となります。今回の協業により、経理業務のデジタル化・自動化できる範囲が拡張され、より一層経理担当者の業務改善に貢献できるものと確信しています」

※参考情報:弊社ブログ
「コロナウイルス感染拡大で浮き彫りになる決算・監査のDX実態」
https://www.blackline.jp/blog/2020/03/trend-coronasurvey.html

【両社共催によるオンラインセミナーについて】
これまで紙やハンコでの確認・承認作業などアナログなプロセスを含む決算業務を行ってきた企業では、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、リモートワークでそれを行わざるを得なくなりました。また、日本は大規模な災害やパンデミック等の発生時に備え、今後も継続的にBCP対策を強化する必要があります。そこで、本セミナーでは「リモート決算・リモート監査を実現するポイント」について国内での実践事例と合わせて解説致します。

【プロネクサスについて】
本社:〒105-0022 東京都港区海岸一丁目2番20号 汐留ビルディング5階
設立:1947年 5 月 1 日
代表者:上野 剛史
資本金:3,058百万円
事業内容:企業のディスクロージャー・IRを支援するトータルソリューションの提供
証券コード:7893 (東京証券取引所一部市場)
URL : https://www.pronexus.co.jp

【ブラックラインについて】
ブラックラインは大企業、中堅企業の決算業務やその他の主要な経理財務プロセスの自動化、集中化、合理化を通じ経理財務業務に変革をもたらす、クラウド型ソリューションを提供しています。同社は、米国ロサンゼルスに本社を置き、ロンドン、シンガポール、シドニー等に支社を構えています。また、ガートナーが発表した「2019 年クラウド決算業務ソリューションのマジック・クアドラント」でリーダーに位置づけられ、経理財務管理・自動化クラウド市場のパイオニアと評価されています。SAP、Oracle、NetSuiteといったERPなどの経理財務システムを補完するために設計されたソリューションであるBlackLineは運用効率の向上、リアルタイムの可視化、統制およびコンプライアンスの改善の実施によって、単一の統合クラウドプラットフォーム上でエンドツーエンドの決算業務管理と経理自動化が可能となります。導入企業を旧態依然としたプロセスとポイントソリューションから脱却させ、リアルタイムの自動化や統制、期末処理が日常業務に統合された継続的な経理モデルへと変革させ、自動化による経理財務業務の近代化を支援することで、より正確で洞察に富んだ決算報告書の作成と更に効率的な決算処理を実現します。世界各地にユーザーを抱える3,000社以上の企業がバランスシートの健全性と決算報告書の信頼性を確保するためBlackLineを導入しています。詳しくは https://www.blackline.jpをご覧ください。

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