ヤフーは4月20日、緊急事態宣言の発令前後の混雑状況を「混雑レーダー」で比較したデータを公開した。
混雑レーダーは、Yahoo! MAPアプリ(iOS/Android)、ウェブのYahoo!地図でエリア別やターミナル駅周辺の混雑度を確認できる機能で、1月に提供終了したが、新型コロナウイルスの流行を受けて、4月10日に復活した。
混雑レーダーの再開後、「緊急事態宣言前と比べて混雑は本当に減少しているの?」「通常時と比べて、どの程度の混雑状況なのかを知りたい」という声が寄せられたという。
今回同社は、政府が2月26日に発表した文化、スポーツなどのイベント自粛要請前の2月23日と、緊急事態宣言が発令された後の4月12日14時時点を「混雑レーダー」のデータを使用し、主な都市(東京都、名古屋市、大阪市、福岡市の中心部)の混雑状況を比較したデータを公開した。
東京都:中心部
愛知県:名古屋市中心部
大阪府:大阪市中心部
福岡県:福岡市中心部
緊急事態宣言が発令された後では、主要な駅周辺での混雑はほとんど起きていないことが推測されるという。たとえば、東京・新宿駅周辺では、2月23日14時に比べ、4月12日14時時点の人の数は、およそ80%減っていることがわかった。