GMOインターネットグループは4月17日、利用者の各種手続きから印鑑を完全に撤廃する印鑑レス、取引先との契約は電子契約のみとするペーパーレスの方針を決定したと発表。
これに基づき本日正午、GMOインターネットで提供している各サービスにおいて、利用者の手続きから印鑑を完全撤廃した。今後は、取引先企業へ電子契約の利用を要請していくとともに、グループの各サービスにおいて、利用者の申し込み・解約に際しての印鑑の完全撤廃を順次進めるとしている。
近年、働き方改革にともない、企業では紙で取り交わされた契約書を電子化(ペーパーレス化)する電子契約の導入が進みつつある。その一方で、契約業務における商習慣としての印鑑の文化はまだ根強いという。
新型コロナウイルスの感染拡大という状況においても、同社グループを含む多くの企業において、従業員が契約業務をはじめとした捺印のために出社対応している状況を受けて、今回の印鑑レスとペーパーレスの方針を決定したとのこと。
これにより、従業員の出社対応の場面をなくしていくとともに、グループを挙げて電子契約の普及・発展を推進していくとしている。