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各種ベンチマークテストを実施して実力をチェック

10万円台でゲームと仕事を両立できる性能&筐体のGTX 1650搭載高コスパゲーミングPC「GALLERIA GCR1650GF7」

2020年04月17日 14時00分更新

文● 市川 ●編集 ASCII

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ドスパラが販売する14.5型ゲーミングノートパソコン「GALLERIA GCR1650GF7」

 ドスパラで販売中の15.6型ゲーミングノートパソコン「GALLERIA GCR1650GF7」は、10万円台のコストパフォーマンスと最新ゲームも遊べる性能が魅力のモデル。ゲーミングながらスタンダードノートに近いデザインのボディーで、そこそこ負荷の高いゲームがプレイできるだけではなく、クリエイティブや普段の作業にも併用できるのがポイントだ。Core i7-9750H、GeForce GTX 1650、8GBメモリー、500GB SSD搭載の通常モデルは10万9978円(4月16日現在)で購入できる。

 前々回は外観、前回は使い勝手を取り上げたが、3回目となる本記事ではGALLERIA GCR1650GF7のベンチマーク結果を紹介する。

GALLERIA GCR1650GF7:ベンチマークのポイント

・ゲーム、仕事、クリエイティブも十分にこなせるパフォーマンス
・FFXIV相当のタイトルは快適、設定次第では重めのタイトルもプレイ可能

ゲーム、仕事、クリエイティブも十分にこなせるパフォーマンス

PCMark10の結果

 まずは、パソコンの基本性能を計測するベンチマークソフト「PCMark10」でチェック。CPUの性能に加え、グラフィックス性能なども含めた計測ができる。結果、総合スコアは「4542」となった。なかでも、アプリ起動やウェブブラウジング性能を示す「Essential」は9102とかなりの高スコア。WordやExcelなどのビジネス系ソフトウェアの快適さを示す「Productivity」も6777と高めだが、デジタルコンテンツ性能に関するテスト「Digital Content Creation」は4122とそこそこなスコアとなった。

 ゲームプレイはもちろん、Officeを使った作業やウェブブラウジング、動画閲覧といった普段使いも問題なさそうだ。ただ、処理が重めのゲームタイトルやクリエイティブな作業についてはやや快適ではない部分も出てくるかもしれない。

CINEBENCH R20の結果

 続いて、CPU性能をチェックする「CINEBENCH R20」を実行した。マルチコアのスコアは2468pts、シングルコアは439ptsとなった。6コア/12スレッドのモバイルノート向けCPUなので、第7世代デスクトップ向けCPUを上回るほどの実力を発揮している。一般的な作業や軽めの画像・動画編集などのクリエイティブは十分にこなせそうだ。

FFXIV相当のタイトルは快適、設定次第では重めのタイトルもプレイ可能

Time Spyの結果

Fire Strikeの結果

Sky Diverの結果

 「3DMark」を使い、GALLERIA GCR1650GF7の3D性能をチェックしてみた。DirectX 12対応のベンチマーク「Time Spy」は3712、ハイスペックゲーミングパソコン用のベンチマーク「Fire Strike」は8353、ノートパソコン用のベンチマーク「Sky Diver」は26079というスコアを算出した。

 重めのタイトルでも、画質を中~低程度に落せばとりあえずプレイはできそうだが、さすがに最高設定でのプレイは厳しいといえる。処理が重いTime Spyのスコアから察するに、30fps未満といったところだ。一方、そこそこ重めのタイトル、もしくは軽めのタイトルは最高設定でもフルHD/60fps以上でプレイできるかもしれない。

 最後に、ゲームベンチマークソフトを使ってパフォーマンスを確かめてみよう。今回のテストで試用したソフトは「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」(以下、FFXVベンチ)。

FFXIV 高品質、1920×1080ドットの結果

FFXIV 標準品質、1920×1080ドットの結果

FFXIV 軽量品質、1920×1080ドットの結果

 FFXVベンチにおける快適さの目安は6000以上となっているが、高品質は3988と「普通」、標準品質は5313と「やや快適」、軽量品質は6939と「快適」となった。高品質は快適までいかなかったので、重めのタイトルをプレイするには、画質を最低限まで落とすといった妥協が求められる。それでも標準品質でやや快適となった以上、高みを望まなければフルHD環境でプレイできそうだ。

 GALLERIA GCR1650GF7は、ゲームや一般的な作業、クリエイティブなどあらゆる用途で活躍するゲーミングノートだ。10万円台というコストパフォーマンスの高さも興味を惹きつける魅力的な要素といえるだろう。流行りのeスポーツタイトルをプレイしたい、ゲームもプレイしたいけど仕事用としてもガッツリ使いたい人は、本機の購入を検討してみてはいかがだろうか。

試用機の主なスペック
CPU Core i7-9750H(2.60~4.50GHz、6コア/12スレッド)
グラフィックス GeForce GTX 1650+インテル UHD グラフィックス 630
メモリー 8GB
ストレージ 500GB SSD(NVMe対応)
ディスプレー 15.6型(1920×1080ドット)、ノングレア、LEDバックライト
内蔵ドライブ -
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE802.11 ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5.0
インターフェース USB 2.0、USB 3.1(Type-A)×2、USB 3.1(Type-C)、マイク入力、ヘッドフォン出力、HDMI端子、ミニDisplayPort×2、有線LAN端子、SDカードリーダー(SDCXC対応)
サイズ/重量 およそ幅360×奥行245×高さ26.4mm/約2.03kg
OS Windows 10 Pro(64bit)

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