第33回 最新PCゲームチェッカー
最大150人という大規模なバトルロイヤルが楽しめる!
基本プレイ無料 「CoD:Warzone」のバトルロイヤルはカジュアルでもスリリング、CoDらしい要素も豊富!
地獄の沙汰も「キャッシュ」次第!
マップの至るところに強力な武器やサポートアイテムが入った「サプライボックス」が配置されている。探索時、「フォォォン」と風が吹く音が聴こえたら近くにサプライボックスがあることを意味している。
また、本作には「キャッシュ」の概念がある。マップ内にある「購入ステーション」でサポートアイテムの購入はもちろん、死んだ仲間を蘇生することも可能だ。お金の有無が運命を決めるといっても過言ではない。これぞ「地獄の沙汰も金次第」である。サプライボックスに大量のキャッシュが入っていることがあるので、探索する際は風が吹く音を聞き逃さないようにしよう。サプライボックスとキャッシュの存在により、マップをしっかり探索する重要性がいつも以上に増していると感じた。
加えて、さまざまな条件をクリアすると報酬を獲得できる「契約」も導入。要はサブクエストだ。制限時間内にサプライボックスを3個開ける、指定された場所を確保する、指定された敵プレイヤーを倒すといった具合だ。キャッシュやサポートアイテムが手に入るチャンスなので、余裕があれば受注してみるといい。従来のバトルロイヤルゲームとは違う面白さのひとつといえよう。
死んだらそこで終わりじゃない!
「強制収容所」で勝ち上がれば復活できる!
従来のバトルロイヤルゲームは死んだらそこで試合終了だ。だが、本作にはなんと敗者復活戦が用意されているのだ! 一度死ぬと「強制収容所」へ連行され、死んだ敵プレイヤーと1vs1のサドンデスマッチをすることになる。この試合に勝利すれば復活できる反面、敗北すればそこで試合終了となってしまう。
まさかバトルロイヤルに敗者復活戦が導入されるとは予想外であった。最初は違和感を覚えたものの、何度もプレイしていると敗者復活戦も悪くないかなと思うに至った。ただ、どんな武器でも戦える程度の実力が求められるため練習が必要になるだろう。
もちろんCoDならではの面白さもしっかり盛り込まれている。スピーディーな展開や手に汗握る心理戦に加え、「キルストリーク」を駆使した逆転劇も魅力的なポイントだ。初心者は気軽に参入できるし、経験者はよりスリリングなバトルロイヤルを存分に堪能できる。これで基本プレイ無料なのが驚きだ。
バトルロイヤルについては以上。次回はPLUNDERを紹介したい。
作品概要
タイトル:Call of Duty:Warzone
販売:アクティビジョン、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(PlayStation 4のみ)
開発:Infinity Ward
ジャンル:FPS
プラットフォーム:PlayStation 4、Xbox One、PC
CERO:D
今回、Warzoneをマウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」のゲーミングデスクトップパソコン「LITTEGEAR i330BA3」でプレイした。主なスペックは、Core i5-9400、GeForce GTX 1650、8GBメモリー、256GB SSDという構成で、価格は11万3080円からとなっている。最高品質は70fps前後、標準品質以降は80fps前後でプレイできた。Warzoneの主なスペックは以下のとおり。
Warzoneの主なスペック | ||
---|---|---|
要件 | 必要 | 推奨 |
CPU | Core i3-4340/AMD FX-6300 | Core i5-2500K/Ryzen R5 1600X |
グラフィックス | GeForce GTX 670またはGeForce GTX 1650/Radeon HD 7950 | GeForce GTX 970またはGeForce GTX 1660/Radeon R9 390またはRadeon RX 580 |
メモリー | 8GB | 12GB |
ストレージ | 175GB | |
OS | Windows 7またはWindows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
©2019-2020 Activision Publishing, Inc. ACTIVISION, CALL OF DUTY, CALL OF DUTY BLACK OPS, MODERN WARFAR
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