カシオ計算機は2月20日、アウトドア向けリストデバイス「PRO TREK Smart(プロトレックスマート)」の新製品として、青い山々にかかる幻想的な自然現象である春霞(はるがすみ)をモチーフにした限定カラーモデル「WSD-F30-WE」を発表した。3月20日に世界限定1000個で発売する。メーカー希望小売価格は6万7100円。
プロトレックスマートは、Wear OS by Googleを搭載するスマートウォッチ。低消費電力GPSとオフラインで利用できるカラー地図を活用することで、スマホの電波が届きにくい場所でも、地図を見たり位置情報を記録できる。対応デバイスは、iOS 10以上のiPhone、Android 6.0以上を搭載したスマホ。
今回発売のWSD-F30-WEは、「WSD-F30」をベースモデルに、山々で見られる美しい春霞の情景をデザインで表現。ベゼルの内側には、青い山々をイメージした深いネイビーをあしらい、春霞を表現した多層塗装によるミスティホワイトで全体をまとめている。ホワイトを基調としたシンプルなカラーリングで、モノトーンのアウトドアファッションにも合わせやすいモデルとしている。
WSD-F30同様、小型・薄型でありながらも、オフラインのカラー地図とGPS機能を長時間使える「エクステンドモード」を搭載。一回の充電で最大3日間のアクティビティでも活用できるという。
また、カラー画面には地図やアプリを高精細に表示できる有機ELを採用。さらに、モノクロ液晶のみで時刻とセンサー情報を表示する「マルチタイムピース」モードでは、時刻・気圧・高度・方位などを一括表示しながらも、約1ヵ月の電池寿命を実現し、電力消費を抑えながらも アウトドアで役立つ情報をすぐに確認できるとしている。
サイズは約幅60.5×奥行き53.8 ×高さ14.9mm、重量は約83g(バンド含む)。