最も熱かった準決勝と決勝戦の模様を紹介

賞金1億1000万円の「シャドウバース」世界大会が埼玉で開催、sasamumu選手が王座に

2019年12月29日 12時00分更新

文● 市川 編集●ASCII

激闘の決勝戦!
2019年の世界チャンピオンはsasamumu選手!

決勝戦の舞台に登壇したsasamumu選手(左)とjupi/Qwert選手(右)

 決勝戦の舞台に登壇したsasamumu選手とjupi/Qwert選手。誰が世界チャンピオンの称号と、賞金1億1000万円を勝ち取るのか。会場内は、多くのファンが醸し出す期待と興奮に包まれていた。世界中のファンたちに見守られる中、最後の戦いが始まった。

1戦目はjupi/Qwert選手が勝利

2戦目の勝者はsasamumu選手

3戦目はsasamumu選手が勝利し、世界チャンピオンにリーチをかける

4戦目はjupi/Qwert選手が勝利して同点に。先の展開がますます読めなくなってきた

 初戦となる第1試合はjupi/Qwert選手が勝利。続く第2、第3試合はsasamumu選手が2連勝し、世界チャンピオンにリーチをかけたが、第4試合でjupi/Qwert選手が1点巻き返したことで、2-2の同点に。先の展開が読めなくなり、会場内のボルテージはさらに高まった。

終盤でsasamumu選手が快進撃を繰り出し、世界チャンピオンの座に輝いた

 前半はライフを削り合いつつ、互角の状態を維持する攻防戦が続く。息が詰まるほどの緊迫感がほとばしり、心拍数は上昇する一方だった。だが、終盤でsasamumu選手が快進撃を繰り出すと、形成は一気に逆転。会場内に激震が走った。結果、3-2でsasamumu選手が勝利し、世界チャンピオンの座に輝いた。その瞬間、ファンたちの歓声と拍手が湧き起こり、両者の健闘をたたえた。

優勝トロフィーと賞金1億1000万円を獲得したsasamumu選手

 sasamumu選手にはトロフィーと賞金1億1000万円などが授与された。1億1000万円を手にしたsasamumu選手は、「私がここまで来れたのは、家族や友人たちの支えがあったからこそだと思っています。このチャンピオンという称号は私個人のものではなく、台湾のものに属します」と自らの想いと感謝の意を述べた。

「あなたにとってシャドウバースとは?」という質問に対して、sasamumu選手は「わたしの命そのものです」と応えると、会場内は称賛の嵐に包まれた。

シャドウバースのプロデューサーである木村 唯人氏が「Shadowverse World Grand Prix 2020」の開催を発表!

Shadowverse World Grand Prix 2020の出場枠。成績上位の24名が世界大会に出場できる

 イベントの最後には、シャドウバースのプロデューサーである木村 唯人氏が「Shadowverse World Grand Prix 2020」の開催と出場枠を発表した。賞金は本大会と同じく1億1000万円となっている。世界各地の大会で優秀な成績を残した24名の選手が、Shadowverse World Grand Prix 2020に出場できるという。詳細については後日発表するとのこと。

 世界各地の選手が世界チャンピオンを賭けて競い合ったShadowverse World Grand Prix 2019。ファンを唸らせるプレイや激闘のドラマを思う存分堪能することができた。来年の世界大会が楽しみで仕方がないと感じたGRAND FINALであった。

会場内にはAQUOSの最新スマホを使ってシャドウバースを試遊できるエリアがあった

埼玉県の特産品である「十万石まんじゅう」「大宮盆栽だー!!」「菊水堂のポテトチップス」とコラボした限定グッズも販売

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう