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業界人の《ことば》から 第371回

インテルが警鐘を鳴らす、企業間のデータ格差

2019年12月18日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集● ASCII

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今回のことば

「日本の企業のなかで、データの利活用から、ビジネス成果を十分に得ているとする企業はわずか3%。これからデータデバイドは、ますます顕在化する」(インテルの鈴木国正社長)

デジタルトランスフォーメーションの概念を絞る

 インテルの鈴木国正社長は今後、「データセントリックトランスフォーメーション」という言葉を、これから積極的に使うという。

 「データセントリックトランスフォーメーションとは、デジタルトランスフォーメーションの概念を絞り込んだもの。デジタルトランスフォーメーションでは、人によって示す領域が異なり、幅広い。だが、インテルの立場から見れば、データをいかに活用するのかが重要となる。企業同士の競争軸は、蓄積したデータを迅速に処理し、真のビジネス価値に転換することができるか、あるいはできないかという点に移行する」と、鈴木社長は語る。

 デジタルトランスフォーメーションを「DX」と呼ぶが、「データセントリックトランスフォーメーション」は「DcX」と表記する。

 IDCの調査によると、2025年には1500億台のデバイスがネットワークに接続され、175ゼタバイトのデータが生成されることになるという。そして、デジタルデータのうち、放送メディアなどのデータの生成量は年平均成長率20%で増え、IoTおよびアナリティクスのデータは35%で増加すると見られている。

 一方で、生産性データは減少。結果として、非構造化データやレイテンシーを重視するデータがその多くを占めるようになる。

 データの質が変わりながら、データ量が増大していくことになるのだ。

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