今リーグでは珍しくキャラクターBANルールを採用

「ストリートファイターリーグ Pro-JP」グランドファイナルでMAGO SCARLETが優勝!

2019年12月05日 00時01分更新

文● 長尾太陽 ●編集 市川/ASCII

MAGO SCARLETが日本一の座を獲得!

 3周目1戦目はマゴ選手の采配が冴え渡る。初戦を勝てばチームの勝ちという場面で、マゴ選手が登場した。相手は竹内ジョン選手だが、それに合わせてマゴ選手はキャミーからカリンへとキャラクターを変えて勝負に挑んだ。

3周目1戦目はマゴ選手と竹内ジョン選手

 1本目をとったのはマゴ選手だったが、2ラウンド目にはしっかりとタイムアウトを狙った回避を決めるなど冷静な試合運びを見せた竹内ジョン選手。しかしながら、圧倒的な試合運びを見せたマゴ選手が勝利し、見事日本一の座に輝いた。

お互いをたたえあう両チーム

見事日本一を勝ち取ったMAGO SCARLET

 試合後のインタビューでマゴ選手は「とてもうれしいです!自分が出ることで全員に対応できるので、初戦から決めに来ました」とコメント。

 まちゃぼー選手は豪鬼が本当にサブキャラなのかと聞かれ、「一応そうです!今回BANルールという新しい試みの中で練習してきた結果だと思います」とのこと。

 ユージ選手は「リーグ戦では負けていたので、そのイメージを払拭することが出来てよかったです」と話していた。

 1位と2位のチームには、賞金とクリスタルの記念品に加え、ロサンゼルスでの日米決戦の招待も送られた。

1位、2位のチームには賞金とクリスタルに加え、ロサンゼルスでの日米決戦の招待も

 マゴ選手は、表彰式で「本当にチームメイトに恵まれたと思います。自分1人では勝てるものでは無いので感謝しかないです。ありがとうございました。」と話した。

 最後は小野プロデューサーから告知があり、「ストリートファイターV チャンピオンエディション」が2月14日に発売すると発表。そして、改めてアナウンスされたのが来年度のストリートファイター リーグ: Pro-JPの開催だ。

小野プロデューサーが登壇し、最新情報をアナウンスした

 ロサンゼルスでの日米決戦ではBANルールが一新され、BANを2キャラクター選べる代わりにBANキャラクターを守ることが出来る「SHIELD」を1キャラクター選べるとのこと。これによってより一層深い読み合いと戦術が必要となった。

ロサンゼルスでの日米決戦ではBANルールが一新され、BANを2キャラクター選べる代わりにBANキャラクターを守ることが出来る「SHIELD」を1キャラクター選べるとのこと

 今回の大会はMAGO SCARLETの優勝で幕を閉じたが、NEMO AURORAとともにロサンゼルスでの日米決戦で戦うことになる。日本の中で勝ち上がった2チームがどれだけ活躍できるかこれからも追いかけていきたいと思える、熱狂的で素晴らしい試合ばかりだった。

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