コスパ抜群のG.Skill迷彩柄DDR4メモリー
今のPC自作市場は、新たなPCを組むのに悪くないタイミングと言えるだろう。優秀なコストパフォーマンスで、インテルと並ぶPC自作の定番CPUとなった第3世代Ryzenや、NVIDIAと真っ向対決できるRadeon RX 5700シリーズを投入したAMDに、オールコア5GHz動作のスペシャルなCore i9を投入したインテル。そして値下がりや特価が目立つSSDと、競争が激化し市場が盛り上がっているからだ。
そんななか、目を引いたのがG.SkillのDDR4メモリーだ。G.Skillと聞くと、まず思い浮かべるのはヒートスプレッダートップにRGB LEDバーを備えるTrident Z RGBやTrident Z NEOシリーズだと思うが、今回注目したのはDDR4迷彩柄ヒートスプレッダーを採用した「SNIPER X」シリーズのDDR4-3600モデルだ。
もともと、手ごろな価格でDDR4-3600を導入できるとあって人気のあった製品だが、第3世代Ryzen発売のタイミングに合わせてメモリーが大幅下落。第3世代Ryzenとの組み合わせにDDR4-3600が最適という話もあり、ネットも含め、取り扱いショップが増加。
当然、価格面も優秀で8GB×2枚(F4-3600C19D-16GSXWB)で7000円台半ば。16GB×2枚(F4-3600C19D-32GSXWB)で1万5000円台半ばと、メモリークロックがパフォーマンスに影響しやすいRyzenで、コスパ重視で組む際の定番、売れ筋メモリーになっている。
DDR4-3200 CL16推しのスタッフも居る
売れ行き好調なDDR4-3600仕様の「SNIPER X」だが、アキバのショップスタッフのなかには、同価格帯で購入できパフォーマンスにもあまり差がなく、高い安定性や後々の4枚挿しにも対応しやすいというCL16仕様のDDR4-3200モデルをおすすめする声もあった。
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