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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第26回

【鉄板&旬パーツ】この冬のPC自作にはG.Skill Sniper X DDR4メモリーがおすすめ

2019年12月21日 11時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII編集部

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コスパ抜群のG.Skill迷彩柄DDR4メモリー

 今のPC自作市場は、新たなPCを組むのに悪くないタイミングと言えるだろう。優秀なコストパフォーマンスで、インテルと並ぶPC自作の定番CPUとなった第3世代Ryzenや、NVIDIAと真っ向対決できるRadeon RX 5700シリーズを投入したAMDに、オールコア5GHz動作のスペシャルなCore i9を投入したインテル。そして値下がりや特価が目立つSSDと、競争が激化し市場が盛り上がっているからだ。

ブリスターパッケージに入ったG.Skillの「SNIPER X」

 そんななか、目を引いたのがG.SkillのDDR4メモリーだ。G.Skillと聞くと、まず思い浮かべるのはヒートスプレッダートップにRGB LEDバーを備えるTrident Z RGBやTrident Z NEOシリーズだと思うが、今回注目したのはDDR4迷彩柄ヒートスプレッダーを採用した「SNIPER X」シリーズのDDR4-3600モデルだ。

ヒートスプレッダーを備え、トップ部分に迷彩柄が施されている

 もともと、手ごろな価格でDDR4-3600を導入できるとあって人気のあった製品だが、第3世代Ryzen発売のタイミングに合わせてメモリーが大幅下落。第3世代Ryzenとの組み合わせにDDR4-3600が最適という話もあり、ネットも含め、取り扱いショップが増加。

 当然、価格面も優秀で8GB×2枚(F4-3600C19D-16GSXWB)で7000円台半ば。16GB×2枚(F4-3600C19D-32GSXWB)で1万5000円台半ばと、メモリークロックがパフォーマンスに影響しやすいRyzenで、コスパ重視で組む際の定番、売れ筋メモリーになっている。

売れ行き絶好調なDDR4-3600の「F4-3600C19D-16GSXWB」と「F4-3600C19D-32GSXWB」は、都市迷彩柄になる

安価な製品では、見た目(シール)だけのヒートスプレッダーもあるが、「SNIPER X」はちゃんとメタル素材が使われている

迷彩柄はシールになっているようだが、品質は良好で、安っぽさはあまり感じない

残念ながらAMDのロゴはないが、3600動作はAMDの第3世代Ryzenで真価を発揮する

DDR4-3200 CL16推しのスタッフも居る

 売れ行き好調なDDR4-3600仕様の「SNIPER X」だが、アキバのショップスタッフのなかには、同価格帯で購入できパフォーマンスにもあまり差がなく、高い安定性や後々の4枚挿しにも対応しやすいというCL16仕様のDDR4-3200モデルをおすすめする声もあった。

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