国内版と海外版の違いとは?
さて今回、筆者の購入したライフボートが国内で販売するAir Live Drive Proは名前の通り「Pro」がウリだが、海外の公式サイトでは、Pro版が買い切り(永久使用権)か1年間か選択できる。Pro買い切り版だとマウントできるドライブ数、クラウドサービス数ともに無制限で25ドルだ。
一方、無料でダウンロードできるFREE版は、マウントできる数は1ドライブにつき1クラウドで、最大で3ドライブまで。FREE版は国内でダウンロード販売されているAir Live Drive Proとほぼ同様だ。
ダウンロード購入したAir Live Drive Proを、本来のPro版として全ての機能を使えるようにするには、メニューの中の上から4番目の「Pro版」を選択してアクティベーションコードを入力するか、4ドライブ目を導入しようとすると同様にアクティベーションコードの入力を画面上で促される。
アクティベーションコードはちょっと手間がかかるが、ダウンロード時に送られてきたメール内に記載された「クーポンコード」をライフボートの専用ウェブサイト上で入力することで「アクティベーションコード」が発行される。
そのアクティベーションコードを、先ほどのアプリ内のメニューの「Pro版を入手」のところで入力することで「無期限版のPro版ライセンス」を手に入れることができる。しかし、このライセンスはダウンロード販売1回に1台だけしか使用できないので、筆者は、持ち歩くこともあるThinkPad X390上のAir Live Drive Proに適用した。
早速、4個目のクラウドストレージとして「box」を登録してみた。しかし筆者が実質的に使用しているのはDropboxが全体の50%、Google ドライブとOneDriveが25%ずつという感じなので、4個めのboxの登板機会は少ないだろう。
そのため、敢えてライセンスをもう1つ増やすことはせず、デスクトップPCとして使用しているThinkPad 25上のAir Live Drive Proは、FREEモデルとして上限3個のままで使用している。
Air Live Drive Pro使ってみての感想だが、ドライブの概念を持っているWindowsパソコン系のユーザーには、極めてナチュラルな操作感で生産性の向上は確実に見込めるだろう。
一方この手のアプリはMac系には存在しないだろうと思っていたが、どうも似たようなアプリは存在するらしい。パソコンとスマホの両刀使いで、今後クラウドストレージもより便利に活用したいというユーザーには一押しアプリだ。
今回の衝動買い
アイテム:「Air Live Drive Pro」
・購入:ダウンロード販売 JustMyShop(ジャストマイショップ)
・価格:2728円(ジャストマイショップ価格)
T教授
日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。
この連載の記事
-
第807回
トピックス
巻き取り式USBケーブル内蔵のUSB PD 65W充電器を衝動買い -
第806回
トピックス
これはデカい!64TBはありそう? なんちゃってmicroSD風カードリーダーを衝動買い -
第805回
トピックス
キーボードのステップスカルプチャーの美に盾突く、超かわいい子熊キーキャップを衝動買い -
第804回
トピックス
超久しぶりのライブ用に目立ち度抜群な”光るピック”を衝動買い -
第803回
トピックス
大事なモノを“隠すガジェット”衝動買い -
第802回
トピックス
チプカシなのになぜかデカい! チプカシ型目覚まし時計を衝動買い -
第801回
トピックス
離席時に便利な電子ペーパー版メッセージボードを衝動買い -
第800回
トピックス
「いつもあなたのことを思ってる!」をポケットに入れられる! 「ポケットハグ」を衝動買い -
第799回
トピックス
PCにもつながるメカキースイッチ採用のレトロな多機能電卓を衝動買い -
第798回
トピックス
白内障で片眼の手術後、高度近視の筆者が自動焦点アイウェアの「ViXion01」を衝動買い(続き) -
第797回
トピックス
白内障で片眼の手術後、高度近視の筆者が自動焦点アイウェアの「ViXion01」を衝動買い - この連載の一覧へ