ランボもハイブリッド! フランクフルトモーターショーの注目車
2台のアウディ量産モデルが登場
アウディ「RS7スポーツバック」「A1シティーカーバー」
アウディはEVコンセプトの「AI:TRAIL」も発表したが、販売の本命は2台の量産モデルと言える。それが「RS7スポーツバック」と「A1シティーカーバー」だ。
RS7スポーツバックは、クーペライクな5ドアのA7スポーツバックをベースに、さらにスポーツ度を高めたモデル。全幅は40mm近く拡大されており、ボンネット/ルーフ/フロントドア/テールゲート以外のエクステリアは専用品となっている。搭載するエンジンは最高出力600馬力・最大トルク800Nmの4リッターV8ターボ。マイルドハイブリッドの48Vシステムと気筒休止システムを採用している。
A1シティーカーバーは、A1をSUV仕立てに仕上げたモデル。大径ホイールの採用などで、最低地上高を40mmアップ。欧州市場に2019年秋から導入される。
アルピナの新型B3ツーリングが登場
アルピナが発表したのは新型3シリーズをベースとしたツーリング。最高出力340kW(462馬力)の3リッター直6エンジンを搭載する4輪駆動モデルだ。10月の東京モーターショーにも、出品される可能性は高そうだ。
日系企業の代わりに増えたのが中華ブランド
紅旗「S9」
今回のフランクフルトモーターショーで目立ったのが中華ブランドだ。中国VIP御用達ともいえる紅旗(ホンチー)が初出展。ハイブリッド・スーパースポーツのS9を持ち込んだ。また、中国の振興EVブランドであるBYTON、SUVブランドのWEYなども参加しており、それぞれに大きな存在感を放っていた。
毎回恒例(?)の環境団体によるデモ
フランクフルトモーターショーに行くと、いつも会場前で見るのが、環境団体による反対のデモンストレーション。今年はSUVからの排気ガスで黒い風船を膨らませたもの。黒い風船はCO2というわけだ。また、開催3日目は必ずドイツの首相が会場を訪れるのだが、今年は首相の前で「クルマは環境キラー」という意味のポスターを持った環境団体の人が、会場内の展示車の屋根にのってアピールするという一幕も。警官や警備員が、力づくで引きずりおろさないのがドイツ流のようであった。
筆者紹介:鈴木ケンイチ
1966年9月15日生まれ。茨城県出身。国学院大学卒。大学卒業後に一般誌/女性誌/PR誌/書籍を制作する編集プロダクションに勤務。28歳で独立。徐々に自動車関連のフィールドへ。2003年にJAF公式戦ワンメイクレース(マツダ・ロードスター・パーティレース)に参戦。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを“分かりやすく”“深く”説明することをモットーにする。
最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 自動車技術会会員 環境社会検定試験(ECO検定)。
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