初代のブランドロゴマークなどを変更して
再登場したブラック単一モデル「BB-1GX」
今回筆者は、その初代のBoogie Boardの正当な末裔とも言えるBoogie Boardモデル「BB-1GX」を衝動買いした。10年前に米国で発売され、ほどなく日本国内で発売された初代モデルは「BB-1」。その後、ブラック一辺倒だったBoogie Boardのカラーバリエーションモデルとして登場した「BB-1N」。そのあと、ブランドロゴマークなどに変更を加えて再登場してきたブラック単一モデルが「BB-1GX」だ。
型番のGやXが何を意味するかは、関係者ではない筆者には見当も想像もつかないが、BB-1GXは明らかに初代BB-1のRe-Issue(復刻)モデルだ。サイズはほぼ初代と同じ。そして以前はオプションだったスタイラスホルダーが付属。スタイラスは初代の“メタル製の伸縮自在モデル”から安価なプラスチックショートモデルに変更された。
いつの間にか、本体から販売子会社である“IMPROV ELECTRONICS”ロゴが外され、ブランドロゴは、愛嬌と味のあった初代のユニークな筆記体ロゴから新しくデザインされたブロック体によるロゴに変更された。併せてERASE(消去)ボタンアイコンもファンシーで楽しいタイプから、真面目でおもしろみのない機械的な統一デザインとなった。
この10年でユーザー層が個人から法人系の学校や企業にシフトし、製品の“なりふり”にも真面目さが要求されるようになったのか、ブランドアイデンティティーの再構築なのかはよくわからない。しかし、筆者のようなガジェットユーザーにとってはおもしろみのないダサい変更のように感じられてしまった。

この連載の記事
-
第817回
トピックス
グローバルなストレス解消方法 “プチプチつぶし”の「POPPIT」を衝動買い -
第816回
トピックス
LAARVEEのダリ風溶ける時計「GMTペプシモデル」を衝動買い -
第815回
トピックス
MagSafeで固定する「Ulanzi MA30 カラビナ付きスマホ三脚」を衝動買い -
第814回
トピックス
急チャー対応、売れているらしい最大165Wのケーブル内蔵パワーバンクを衝動買い -
第813回
トピックス
真冬に鳴くコオロギもいる時代にコオロギ風ノイズ発生器を衝動買い -
第812回
トピックス
息するように地味に光る日本人向きシリコンUSBケーブルを衝動買い -
第811回
トピックス
充電用USB端子経由のハッキング抑止デバイス「USB DATA BLOCKER」を衝動買いして、さらに考察する -
第810回
トピックス
話題になっている充電用USB端子経由のハッキング抑止デバイス「USB DATA BLOCKER」を衝動買い -
第809回
トピックス
お気に入りの筆記具を収納できる「多連装ロケット砲型ペンスタンド」を衝動買い -
第808回
トピックス
コンパクトでディープな低音のベースアンプ「NANOBASS X4C」を衝動買い -
第807回
トピックス
巻き取り式USBケーブル内蔵のUSB PD 65W充電器を衝動買い - この連載の一覧へ