今回紹介するスマホは、ドコモの「LG Style2 L-01L」(LGエレクトロニクス製)。ドコモが2018年6月に発売した「LG style L-03K」から1年ぶりの後継モデルです。前モデルの「LG style」は、毎月1500円の割引が適用される「docomo with」の対象機種だったこともあり、堅調な売れ行きだったと聞いています。
今年6月からの新料金プランの導入を機に、「docomo with」は新規受付は終了しました。新たに「LG Style2」を購入する人は「docomo with」には加入できません。とは言え、LG Style2は前モデルと同じく、買い求めやすいモデルに位置付けられています。「月々サポート」や「端末購入サポート」がない分離プランながら、3万8880円(税込)という安い価格設定になっています。端末代を抑えたい人には魅力の1台です。
画面が大きく、文字も読みやすい
LG style2は、前モデル(5.5型)よりも大きい6型のディスプレーを搭載しています。解像度は2160×1080ドット。ハイエンド機で主流となっている有機ELではなくTFT液晶ですが、鮮明な画質で表示でき、「設定」画面や、ウェブページの文字なども、くっきりと読みやすく表示されます。
ただし、画面が大きいぶん、本体の横幅は広めです。約76mmの幅があり、ほどほどの厚み(約8.5mm)もあるので、片手でする操作には制約が生じそうです。ただし、ナビゲーションバーをなぞるだけで縮小画面に切り替えられる「ミニビュー」という機能を搭載しています。
片手しか使えない状況でも、メールをチェックして返信するといったことはできます。また、この「ミニビュー」は、画面に表示される文字が小さくなるので、近くにいる人に覗き見されたくない時にも重宝しそうです。
右側面に電源ボタンとSIMスロットを配置し、左側面には音量ボタンと、ワンタッチでGoogleアシスタントを起動できる「Googleアシスタントキー」が搭載されています。筆者はGoogleアシスタントを使うことが多いので便利に思えましたが、Googleアシスタントを使わない場合に、他のアプリの起動などを割り当てられたらより便利でした。
底部にはUSB Type-Cポートと、イヤホンジャックを搭載。ステレオイヤホンは同梱されていませんが、ワンセグのアンテナになるケーブルは同梱。そのケーブルでイヤホンを接続して、ワンセグの音声を聴くこともできます。スマホのワンセグ機能は、昨今さほど重視されていないように思いますが、来年はオリンピックイヤーです。「ワンセグがあってよかった!」と思うこともあるかもしれません。

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