ウェアラブルウォッチ開発用ボード
「watchX」を無謀にも衝動買い
テクノロジー商品に限らず、商品のおもしろい着想、開発、発展、定着には多くの前向きな人たちのいろいろな“チカラ”が必要だ。いろいろな人には企画する人、作る人、使う人、改善する人などがすぐに思い当たる。
商品の種類によっては、複数の人の役割をたった1人で担える優秀万能な人もいれば、筆者のように狭い範囲のここしかわからない……という実力不足の人も居る。どちらかと言えば、世の多くの人は後者が多くて当たり前かもしれない。
値段、デザイン、機能に関わらず、生まれた時から“衝動買い”好きという性分を抱えている腕時計好きな筆者は、過去において何度も間違った判断をして、本来なら引き受けなくても良い不条理を自らの判断ミスで受けてしまうことが多い。
今回は“自分で作れるスマートウォッチ”的なコピーに舞い上がり、自分のプログラミング能力を完璧に忘れてまたしても衝動買いしてしまった。そのおもしろいガジェット素材が、今回ご紹介する「watchX」(ウォッチエックス)だ。
watchXは2017年秋にIndiegogoでバッカー募集を開始したのが最初。その後、世界中の多くのチャネルで販売され、日本国内ではスイッチサイエンスでも発売されている。なぜか現在は売り切れ中で、在庫はゼロとなってしまっている。
腕時計は好きだが、当然、自分でプログラミングするという気迫と発想のなかった筆者の目に、watchXが留まることはなかった。なんと筆者がwatchXを知ったのは、発表から18ヵ月近く経った今年の初夏だった。
バッカー募集時のタグラインは“Arduino Compatible Wearable Platform”という表記で、「腕時計」という特別な表記は無かったことも筆者がまったく意識しなかった理由の1つかもしれない。いつも狭い了見でモノをぼんやりと見ている弊害だ。
出遅れた感のあった筆者は早速watchXをネット検索し、国内で偶然にも在庫のあったスイッチサイエンスから購入した。届いたwatchXのパッケージには、やはり“Smart Watch Starter Kit”なんてベタで下世話なネーミングはなく、硬派な“Arduino & Scratch Compatible Wearable Board”と記述されていた。
早速パッケージを開いてみると、中からはwatchXのメイン基盤となるATmega32U4を搭載したArduino互換デバイスと1.3型OLEDディスプレー(128×64ドット)、130mAhの充電バッテリー、両面粘着クッション材2個、ナイロンベルト、充電用USBケーブル、Quick Start Guideが出てきた。
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