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AIで人の目に近い顔認識を実現する「LYKAON-i」が発表

2019年08月19日 16時10分更新

文● 高橋佑司

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 LYKAONは8月19日、AIによる顔認証システム「LYKAON-i(リカオンアイ)」を開発したと発表。9月から提供開始する。導入価格は月額3万2400円(税別)から。くわえて、保守およびライセンス料が必要となる。

 同社では、これまで徘徊防止システム・万引き防止システムなどの事業者向け顔認証システムを国内800社超に提供してきた。LYKAON-iは、その中で培ってきたノウハウとユーザーからのフィードバックを元に、より高い認証精度を実現するためのAIアルゴリズムを搭載しているという。

 新たな顔認証エンジンでは、AI学習により認証精度をより人の目に近づけ、インターフェースも改良することで直感的な操作感を実現しているとのこと。

 そのほか、システム内に一定期間の映像を保存しておくことで、過去の映像が容易に振り返ることができたり、セキュリティー上の問題などが発生した際に、パトライトによる警告表示やメールでのリアルタイム通知ができたりといった機能を搭載。ネットワークカメラのインターフェース規格標準化フォーラムであるONVIFにも対応している。

 今後の展望としては、通知用スマホアプリのリリースを予定しており、またユーザーのフィードバックなどを元に機能拡張アップデートも継続的に実施していくとのこと。

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