高級車としてのニッサン「リーフ」
100%ピュアな電気自動車であるところのニッサン「リーフ」。実用的に使える電気自動車の中で、最もお手頃なのがこのクルマ。価格は324万円からスタートということで、ロードスターRFと大差ありません。
電気自動車とスポーツカー。これは対極の存在であるかのように誤解されておりますが、電気自動車の性能上のメリットは、回転の初っ端から最大トルクを発揮する加速性能の高さ、そして静粛性であります。特に静粛性は内燃機関とは比較にならない異次元のもの。要するに、速くて静かな高級車であります。
なのにエコだというので税金が安い。おまけに充電にはケータイのような「使いホーダイプラン」が使え、NCS(日本充電サービス)の充電スタンドがあれば、月額2000円でいくらでも充電できる。おお、神よ。そんなお得なことが許されるのでありましょうか。
リーフにはバッテリー容量の違いで、40kw/hの標準車と、62kw/hの「e+」があり、前者の走行距離はWTLCモードで322km、後者は458km。ネットの燃費情報を見て回った感じだと、標準車なら200km程度が走行距離の下限のようです。
バッテリーを痛めないよう80%で充電し、エアコンを使って山坂道も走ればそんなものでしょうが、都市部なら実用になるはずです。気温が下がるともっと落ちるでしょうが、寒くなると引きこもりと化し、長い距離を走らなくなる私の場合、夜、充電器につなぎっぱなしにさえしておけば、用は足りそうであります。

この連載の記事
-
第39回
自動車
マツダ ロードスターRF納車から1年でわかった良い点悪い点 -
第38回
自動車
マツダ ロードスターRFのトランクにVOXのスピーカーキャビネットを積んでみた -
第37回
自動車
マツダ ロードスターRFのトランクに積むギターアンプで悩む -
第36回
自動車
マツダ ロードスターRFのオイルを交換したら印象が良くなった -
第35回
自動車
マツダ ロードスターRFのオイルを抜いてみた -
第34回
自動車
マツダ ロードスターRFに入れるエンジンオイルで悩む -
第33回
自動車
マツダ ロードスターRF用に買った空冷シートが失敗だった -
第32回
自動車
マツダ ロードスターRFをレザーシートしたら夏の暑さに後悔 -
第31回
自動車
マツダ ロードスターRFのオーディオは音が悪い方が至高 -
第30回
自動車
マツダ ロードスターRFの車載AVにモヤモヤする -
第29回
自動車
マツダ ロードスターRFのバックカメラは事故防止のお守り - この連載の一覧へ